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国道・県道スレッド

545とはずがたり:2009/08/15(土) 16:21:22
国道169号「上北山道路」の起工式について
平成21年5月26日
http://www.kkr.mlit.go.jp/nara/ir/press/h21data/press20090526.html
この辺
http://www.mapion.co.jp/m/34.2077480555556_136.00161_7/

争点を追う:09衆院選/7 道路整備 /奈良
 ◇「命にかかわる問題」 費用対効果だけではない
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/08/20090812ddlk29010292000c.html

 山の斜面に張り付くように走る上北山村西原の国道169号。その脇で6月21日、バイパス「上北山道路」のくわ入れ式があった。荒井正吾知事や自民、民主の国会議員らが駆け付け、福西力村長の音頭で万歳三唱をした。バイパスは弓なりに走る国道を直線で結ぶ全長1・1キロ。総事業費約70億円で、12年に完成する予定だ。

 建設のきっかけは、07年1月30日早朝、会場の近くで発生した事故だった。山側の斜面が崩落し、男女3人が死亡した。現場は約3カ月にわたって全面通行止めになり、通行規制の解除までさらに5カ月かかった。唯一の幹線道路を奪われた人口約700人の村は「陸の孤島」となった。

 経済的損失やイメージダウンは今も続く。同村の中谷守孝商工会長は「復旧後も観光客は戻って来ない。『観光立村』に取り組んできたが、開店休業状態の宿などが多い」と話す。現場付近では土砂崩れが頻発し、約20年前からバイパス建設を求めてきた。中谷さんは「ここでは道路は命に関わる問題。費用対効果だけで考えないでほしい」と話す。

 県によると、崩落の危険性があり、対策が必要な所は県内で1705カ所あるが、工事が終わったのは15%に過ぎない。吉野郡選出の松尾勇臣県議は「バイパスに巨額費用を投じるより、危険な道や橋などの維持管理を優先すべきだ。また命の問題が起きかねない」と訴える。
    ◇
 しかし、県にとって、国への要望で優先度が高いのは、京都から奈良、和歌山を結ぶ約120キロの京奈和自動車道の建設だ。「第4次全国総合開発計画」(87年6月)で目標年次は00年とされたが、現在の供用率は約4割の約44キロにとどまる。

 旧建設省出身の奈良自治体問題研究所の小井修一事務局長は「新規の道路建設費用に押され、既存の生活道路の維持補修費用が圧迫されている。上北山村の事故も、そのしわ寄せだと思う」と話す。【高島博之】
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 ■ことば
 ◇地方の道路整備

 ガソリン税などの税収の使途を道路整備に限定する道路特定財源制度が見直され、09年度から特定財源は一般財源化された。しかし、道路予算は事実上温存され、地方より国への配分が多い状況も変わっていない。道路の整備状況を示す道路改良率(07年4月1日現在)は、全道路の全国平均58.3%に対し、奈良県は45.7%(全国42位)。自治体の財政難で生活道路の改善は遅れている。

毎日新聞 2009年8月12日 地方版


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