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国道・県道スレッド

490荷主研究者:2009/04/09(木) 00:38:23

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090315105.htm
石川のニュース 2009年3月15日03時04分 北國新聞
渋滞緩和、事故減少 津幡北バイパス、きょう全通1年

多くの車両が行き交う津幡北バイパス=津幡町庄

 国道8号津幡北バイパス(津幡町刈安―舟橋間、五・八キロ)は、十五日で全線開通から一年を迎える。古来、「加越能の三叉路(さんさろ)」として交通の要衝にある津幡を貫く大動脈は、町全体の渋滞緩和や事故減少という効果をもたらしている。店舗や施設からは「富山からの来客が増えた」と恩恵を喜ぶ声が上がる半面、「素通りの町になりかねない」と懸念する声も聞かれる。

 バイパスの交通量は、国土交通省金沢河川国道事務所の最新調査(昨年十月平均・日中十二時間集計)では、平日が一万千九百台、休日が一万三千百台。一方、バイパス全通まで金沢―富山間の主要幹線だった南側の旧国道8号(現在は県道)交通量は、全通直後に平日七千台、休日六千六百台と半減した。特に大型車は、約七割が旧国道からバイパスに転換したことが調査で判明しており、住宅地周辺を通る旧国道の沿道環境改善につながった。

 町内の渋滞緩和や快適な走行にも全通効果が表れている。同事務所によると、旧国道8号の津幡検問所前交差点では、平日朝に最大約千五百メートル続いていた渋滞が、全通後は約二百メートルに縮小した。金沢市福久東から津幡町刈安までの所要時間も、同事務所の調査ではバイパス利用で八分短縮され、旧国道でも以前より六分短くなっていた。

 昨年の津幡町内での人身交通事故は百四十三件で、前年比二十二件減となった。津幡署は「バイパス全通と大いに関係がある」と分析している。車の流れはバイパスに移ったが、民家のない山中を通るルートであり、横断する人がまずいない。立体交差で平面交差点が少ないことも、事故を起きにくくしているという。

 ただ、走行が快適すぎてか速度超過の車も見受けられ、今月一日には初の死亡事故も発生。同署は取り締まりに目を光らせている。

 バイパスに隣接する県森林公園では、全通後に富山ナンバーの車が目立つようになり、今年度の入園者数は昨年度より約一万人増の十四万人台と推定している。ただ、交通量が半減した旧国道沿いの店舗は悩ましげで「幸い全通後の閉店はないが、業種によっては客入りが二割ほど落ちている」と明かす沿線住民もいる。

 町全体でも、信号機がほとんどない津幡、津幡北の両バイパス完成で「津幡は金の落ちない、通過点になった」とみる町民もおり、「途中下車」してもらえる町の魅力創出やイベントが今後の課題となる。


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