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国道・県道スレッド

2063荷主研究者:2019/12/21(土) 00:20:42

https://www.sakigake.jp/news/article/20191125AK0018/
2019年11月25日 11時31分 秋田魁新報
「狭い感じ、速度出しにくく」 環状交差点・宮古市走行ルポ

環状交差点を示す標識、交差点部分のみを拡大

 環状交差点を記者が実際に見るのは、岩手県宮古市が初めて。同市に通行方法を問い合わせ、車を走らせてみた。

 交差点の10メートルほど手前。頭上に円形の矢印が記された環状交差点を示す青い標識が現れた。入り口に進むと、交差点内の車が優先であることを表す「環道優先」の標識。交差点内の車が目の前を通過したのを確認し、恐る恐る左折して進入した。

 交差点は直径約28メートル、道幅は約7メートル。手前の片側1車線道路とそう変わらないが、円を描きながら走ると想像以上に狭く感じる。速度は10キロほどで、それ以上は出せない。4分の3ほど走ると、交差点に進入しようとする車を見つけた。左折のウインカーを出し、入れ替わる形で交差点を出た。

 十字路交差点と比べて対向車を気にする必要はなく、スピードが出せない形状のため事故防止につながりそうだ。ただ、事前に通行方法を確認していなければ、標識案内だけでは戸惑う人もいるはず。導入時は道路管理者らによる周知活動も重要になるだろう。

検討会メンバーの浜岡・秋大教授に聞く

浜岡秀勝教授
 交通設備の在り方を考える検討会のメンバーを務める秋田大の浜岡秀勝教授(交通工学)に、環状交差点の特徴を聞いた。

 ―安全性は高いのか。
 「交差点の中央に島があり直進できない形状のため、車は交差点で減速せざるを得ない。衝突事故を全てなくすことができるわけではないが、起きても減速した中での側面衝突で、死亡事故は極めて起きにくい」

 ―費用面をどう見る。
 「信号機を設置するよりも初期費用がかかる可能性はある。しかし、電気を使わないし維持管理費も必要ない。災害時にも強い。停電しても非常用電源を持ち出したり、警察官が交差点に立って手信号を出したりする必要がない」

 ―デメリットはあるか。
 「時計回りの一方通行のため、右折する場合は270度回らなければならない。面倒と感じる人はいるかもしれない。初期費用については、維持費がかからなくなるので、あまり大きな問題にはならないだろう」

 ―県内で導入する場合、適した場所はあるか。
 「形状を工夫すれば基本的にはどこにでも導入できる。一般的な規模の環状交差点の場合、1日の交通量が1万台を切っていれば問題ない。ドライバーがスピードを出しがちな広域農道と県道との交差点などは、事故抑止の効果が高いだろう」

 ―全国で導入予定がないのは本県を含む6県だけだ。
 「普及すれば死亡事故や無駄な信号機を減らすことが期待できる。米国では2000年ごろから導入され、住民は当初懐疑的だったが、導入後は各地で設置要望が増えた。県内でもまずは最適な場所を絞って導入してみて、良い交差点かどうか県民にチェックしてもらいたい」


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