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国道・県道スレッド

161とはずがたり:2008/04/16(水) 08:41:01
04/15-12:32--日生・頭島線事業 架橋計画ピンチ
http://www.okanichi.co.jp/20080415123203.html

 備前市が日生町本土―頭島間に計画している「日生・頭島線事業」が、道路特定財源問題の余波で、今年度の事業着手が困難な状況に陥っている。「日生大橋」(仮称)の架橋など20年に及ぶ一大プロジェクトで、人口減少に悩む島民は一日も早い完成を熱望。一方、反対意見が6割以上を占めた市民団体のアンケートもあり、同市は難しいかじ取りを迫られている。  同事業は、日生町本土から鹿久居島を経由し、頭島間へ結ぶ総延長約4・3キロの市道新設事業。離島地域の隔絶解消などを目的に1994年度、国庫補助事業としてスタートした。  05年度に第1期工事(延長約2・5キロ)が完了し、鹿久居島―頭島間に「頭島大橋」(橋長300メートル)が開通。06年度から第2期工事(延長約1・8キロ)に取り掛かり、日生町本土―鹿久居島間に「日生大橋」(仮称、橋長730メートル)の架橋を計画。約128億円を投じ、14年度の事業完了を目指している。  今年度は約1億8千万円の予算を計上し、県管理船舶係留施設の移設などを計画していたが、1日の道路特定財源暫定税率失効で、情勢が一変した。  同財源から充てられる「地方道路整備臨時交付金」約3300万円が、暫定税率失効で宙に浮いた状態。他の補助金約8千万円も財源措置がなく、当初見込んでいた約1億1300万円の国庫補助内示が来ていない。  同市は「今月中に内示があれば影響はない」とするが、現時点で事業発注の見通しは立っていない。  人口減少や高齢化の波が押し寄せる約420人の頭島島民、鹿久居島民にとって、同事業は死活問題。本土への移動には定期船があるが、高潮などで運航がストップすれば、通勤や通院にも支障が出る。このため、事業が始まる前の87年度から各世帯が1カ月500円の架橋預金を始め、早期完了を求めてきた。  年間の世帯負担額は6千円で、同市への寄付総額は約1千万円に上る。島民らでつくる「頭島架橋促進期成会」の山脇勝広会長(63)は「本土と島の生活レベルは全く違う。日生大橋は島民の積年の夢。私たちの暮らしを守るためにも、一日も早い完成を願いたい」と訴える。  一方、市民団体「市の将来を考える会」が市内全域で約650人に行ったアンケート調査では、64・9%が事業の中止、凍結を求めた。神田英則代表(45)は「市の財政問題もあり、全体では今すぐ事業を行うべきではないという結果が出ている」と分析。同事業の賛否は、開始から10年以上たった現在も揺れている。  同市の暫定税率失効による影響額は約1億5900万円の見込みで、同市財政課は「国から財源措置がなければ、他の事業にも影響が出てしまう。早く結論が出ればいいのだが……」と困惑。  同市架橋対策室は「地元の熱意が国を動かせた事業。利便性の向上や安全の確保、産業振興など市に大きな利益をもたらし、市民には引き続き理解を求めたい」と強調している。


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