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国道・県道スレッド
1566
:
名無しさん
:2014/07/11(金) 20:35:54
「第2青函トンネル」建設を 青森県内で待望論
■「第2青函トンネル」建設を 青森県内で待望論
北海道新幹線・新青森−新函館北斗の2016年春開業を前に、青森県で「第2青函トンネル待望論」が
急浮上している。現状ではトンネル内は高速走行できず、所要時間が長くなるためだ。2本目となる
世界最長の海底トンネルの建設は夢物語にも聞こえるが、県幹部は「非現実的な話ではない」と真顔で語る。
(中略)
国は11年、新青森−新函館北斗間149キロのうち、青函トンネルを含む82キロの区間は、在来線特急
並みの速度とする考えを示した。トンネル内で高速走行の新幹線が貨物列車と擦れ違うと、風圧でコンテナ
破損などの危険があるためという。
全ダイヤの高速走行を前提に、05年に工事計画に同意した青森県は反発した。完成まで、総工費の一部
約800億円を県が負担することも反発の背景にある。両駅間の所要時間は高速走行なら39分だが、減速
すると18分遅く57分となる。利用促進へのうたい文句が「約30分」と「約1時間」ではアピール度が大きく
違う。
国はその後、県の反発を抑える形で、18年春から1日1往復に限り高速走行すると表明した。新幹線の
中に丸ごと貨物列車を載せるトレイン・オン・トレインや、擦れ違う時のみ新幹線を減速させる技術も研究する
という。県などによると、どちらも例がなく、実現の見通しは立ってない。トレイン−は研究と新車両の製造に
計約3000億円かかるとされ、擦れ違い時減速は安全への懸念が大きい。
新たな青函トンネルを建設する場合、総工費は約5000億円と見込まれる。過去のトンネル工事の
地質データがそろっているので、既存の技術で建設は可能だ。
県議の一人は「膨大な費用を使い、ただ貨物列車を新幹線に載せるだけなら、初めから2本目のトンネルを
掘った方が賢い」と指摘する。(後略)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140709_25001.html
http://www.kahoku.co.jp/
河北新報オンラインニュース (2014年07月09日)配信
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