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国道・県道スレッド

153荷主研究者:2008/03/30(日) 23:38:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080204t71020.htm
2008年02月03日日曜日 河北新報
住民自ら「無駄遣い」 道路整備3地点ルポ・大崎

国道工事に使う土砂の搬出が進むが、跡地が予定通り市道となるかは未知数だ=大崎市古川金谷

 山が巨大なU字型に掘り進められ、おぼろげに「道」の姿が見え始めた。宮城県大崎市松山の金谷地区「市道元金谷―黒江線」予定地。山で分断された集落間の行き来を容易にする市道整備は「地域の悲願」(地元市議)のはずだった。

 土砂は同市古川で進む国道工事に使われる。が、掘削跡が当初予定通りに市道となるかどうか、今は分からない。

 市は昨年11月、長さ320メートル、幅5メートルの市道建設に向け、地元説明会を開いた。そこで一部住民から思わぬ声が上がった。「税金の無駄遣いだ」

 金谷行政区のうち、元金谷は約40戸、黒江は約30戸。市道を造っても両集落の往来以外に利用は見込めず、中心部に至る生活道はともに確保されている―という主張だ。

 市道整備には約5000万円を見込んでいる。「願ってもない歳出削減の提案」(市幹部)に市は、建設凍結の方針で即座に応じた。

 すると今度は、市道の早期建設を望む住民たちが反発。金谷行政区の構成119世帯のうち116世帯から署名を集めて市に建設を迫った。

 説明会で市道不要と訴えた男性(56)は「道路が欲しいのは分かる。しかし、優先順位を客観的に検証すべきだ。地元民も我田引水から抜け出す必要がある」と語る。

 暫定税率の廃止にも「財源不足を不安視する声はあるが、国も地方も行政の無駄は山ほどある」と好意的だ。

 市の試算では、暫定税率の廃止で歳入は年間8億円減る。問題の市道については「緊急性や必要性を見極めたい」と態度を保留した。

 一連の騒動を地元の50代の主婦は冷静に見つめる。「ガソリンは安い方がいいが、地方がこれ以上貧しくなるのは困る。税金の使い道を真剣に考える時代が来たんだと思う」。自分に言い聞かせるようにそう話した。(大崎総局・大泉大介)


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