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国道・県道スレッド

1110荷主研究者:2011/12/11(日) 13:26:50

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1111060016/
2011年11月6日 神奈川新聞
城ケ島大橋の渡橋料、役割代わり曲がり角、無料化求める声/神奈川・三浦

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/7_114117.jpg
路面と看板に「一旦停止」の文字。架橋から51年がたった現在も渡橋料を徴収している=三浦市晴海町の城ケ島大橋料金所

 三浦半島とその南端に浮かぶ城ケ島(三浦市)をつなぐ有料道路「城ケ島大橋」。架橋から51年が経過し、地元住民らの間で無料化を求める声が強まっている。管理する県が有料化の根拠としている「漁業の振興」という当初の目的は薄れ、生活道路としての役割が増しているためだ。10月の県議会でも無料化を求める請願が全会一致で採択され、半世紀余り続いてきた渡橋料の制度は曲がり角を迎えている。

 渡橋料は車種ごとに設定されており、普通車(5ナンバー)は往復100円。521人の島民は事前申請すれば無料となり、本年度は193台に許可証が交付されている。

 にもかかわらず、もともと無料であるはずの地元住民から見直しを求める声が上がるのはなぜなのか。

 例えば、半島と島を行き来する路線バスは橋の区間だけ通常運賃の3割増しで計算しており、最大約10円割高になっている。タクシーの場合は、精算時に渡橋料を上乗せしている。

 市中心部にあるスーパーの無料送迎バスは島内への運行ルートがない。車を持たない高齢者が多く利用するが、料金所近くの停車場所から買い物袋を提げて橋を渡るしかなく、他の地域よりも負担は大きい。

 日常生活での不便さを訴える声が多い。島外に住んでいれば、なおさらだ。

 乳幼児約70人が通う島唯一の私立保育園は約9割が島外在住者。同園所有の送迎バス以外は渡橋料がかかるため、子どもの発熱など緊急時を除いて、保護者は料金所職員が不在で無料となっている早朝や夜間に送り迎えをしている。

 県水産課によると、昨年度の利用台数は37万2千台。年間の渡橋料収入は約3900万円で、橋の維持管理費とほぼ同額という。

 同橋は漁港施設として建設された経緯があり、同課の担当者は「維持管理費として料金を徴収することは漁港漁場整備法で認められている」と主張する。

 だが、近年はその目的が薄れている。国際的な漁獲規制や原油高などが影響し、三崎漁港での昨年のマグロ水揚げ量はピークだった1960年代後半の10分の1ほどに落ち込んだ。

 「実態はほかの道路と何も変わらないのに、なぜお金がかかるのか」。島で生まれ育った城ケ島観光協会長の青木良勝さん(48)は、納得がいかない。

 同協会は署名活動を行い、先月半ば、4万1千人の署名とともに渡橋料の無料化を求める請願を県議会に提出。その後、本会議で全会一致で採択され、最終判断は県に委ねられた。

 県水産課は「現在検討中」としながら、「県の財政状況が厳しい中でこれだけ多額の費用をどう工面できるのか」と“既得権”へのこだわりものぞかせる。

 島内のある水産加工会社には、運送会社や納品業者などの取引先が、多い日に6回以上訪れる。「今のままでは人やモノの流れを止めてしまう関所と同じ。県には(署名してくれた)4万人分の思いを受け止めてもらいたい」。経営者の男性(50)は、そう訴える。


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