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スポーツ総合スレッド

1小説吉田学校読者:2006/05/31(水) 23:09:24
雑談スレを見直してみて、芸能ネタの次に多いのがスポーツネタ。
ドイツW杯ももうすぐだし、こういうスレを立ててみました。

2314とはずがたり:2018/06/20(水) 18:32:01
日本代表はなぜ勝てた? 西野朗とペケルマン、両監督の策で追う勝負の分かれ目【コロンビア戦/ロシアW杯】
https://excite.co.jp/News/soccer/20180620/Footballchannel_276276.html
フットボールチャンネル 2018年6月20日 12時29分

前半でなぜクアドラードを下げたのか?
 日本代表はロシアワールドカップの初戦・コロンビア戦に2-1で勝利した。日本はなぜ勝利できたのか? 西野朗、ペケルマンという2人の名将の策から熱戦を追い、勝負の分岐点を探る。(取材・文:植田路生【サランスク】)

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 これは奇跡なのか、幸運なのか。

 日本代表は19日、ロシアワールドカップ初戦のコロンビア戦を2-1で制した。下馬評では日本が完全に下。一体何が起こったのか。2人の指揮官――西野朗とホセ・ペケルマンは、目まぐるしく打つ手を変え、試合を動かしていた。

 3分、大迫勇也のシュートをGKオスピナが防ぎ、こぼれ球を香川真司がシュート。ボールは枠をとらえていた。MFカルロス・サンチェスは右手で弾いた。主審が笛を吹く。サンチェスはレッドカード、日本にPKを与える。日本の記者陣の不安をよそに香川は冷静にど真ん中に流し込んだ。先制、1-0。

 1人多い日本に有利な展開が続く。ボールが回り、2点目を奪うチャンスもあった。31分、ペケルマンが早くも動く。日本が攻撃のキーマンの1人として警戒していたMFクアドラードを下げMFバリオスを投入する。ペケルマンは明かす。

「香川が我々にとって非常に厄介だった。だからバリオスを入れて、組織力を高めた。これが最善手だった」
 コロンビアに流れが傾き、日本陣内でのプレーが増えた。39分、長友佑都がクリアミスし、高く上がったボールを長谷部誠とFWファルカオが競り合った。微妙な判定だったが、主審はFKを指示した。キンテーロの蹴ったボールは壁の下をすり抜け、川島永嗣は弾き出すことができなかった。同点、1-1。

 日本にとって不安定な時間が続く。1人多い数的優位を活かせず、コロンビアペースのまま前半が終了。ペケルマンは若干の手応えを掴んでいた。「1人少ないのに生き残った。交代策は間違っていなかった」。

 希望と焦燥が入り交じるなかハーフタイム。西野朗は何を修正したのか。

西野の修正。そしてハメス対策
「数的優位が優位ではない。ポジショニングをいかにとるか。得点した後、コロンビアにポジショニングで優位に進められた」

2315とはずがたり:2018/06/20(水) 18:32:16

 西野朗はあくまで引かなかった。前に出た。そして1つ策を講じた。原口元気の位置をやや中央寄りに変えた。これで酒井宏樹の攻撃参加がしやすくなった。原口は語る。

「中で受けろという指示があった。(香川)真司くんが左に流れることが多かった。右はなるべく簡単にやって左に上手く展開するのを意識した。(酒井)宏樹と話し合いながらやっていた」

 再び日本が流れを掴んだ。コロンビアを押し込み、時間帯によってはハーフコートゲームのようになった。当然ペケルマンも察知していた。

「キンテーロは、前半は良かった。しかし後半は既に疲れていた。1人少ないので通常よりも疲弊していた。ポゼッションが低く、上手くアップセットできなかった。日本は自信を持っていた」
 そして切り札を使う。59分、キンテーロに変えてMFハメス・ロドリゲスを投入。ハメスは筋肉系のトラブルを抱えていた。負傷の情報を流したと思えば、元気に練習参加する様子を見せるなど情報戦を仕掛けてきたが、日本戦ではできれば使いたくなかったのが本音のようだ。

 コロンビアは疲弊していた。ボールを回され、そのたびにポジショニングを修正。1人少ないなかでこれをやられると余計に走ることになる。ポゼッションを高めたいのがハメス投入の狙いだった。

 だが、ハメスは本来の動きとは程遠いものだった。ボールを持てばやはり危険な選手ではあったが、異次元の強さを見せたわけではない。原口も「動きにそこまでキレがあったわけではない」と振り返る。日本は十分に対応できた。

 西野朗はハメスへのマンマークはさせなかった。「彼のいるポジションの選手が対応する」と。つまり、特別対応はせず通常通り守る。

なぜ本田を入れたのか?
 70分、香川に代えて本田を投入。交代意図はどこにあったのか。本田が語る。「サコ(大迫)がつなぎに参加し過ぎていた。西野さんは一か八か中にいさせたい、その伝言があった」。大迫がつなぎ役になってしまうと、ボールは回しやすいが、中で誰もいなくなる。コロンビアとしては守りやすくなる。西野朗が指示したのはポジショニングの修正だった。「誰を攻略ではなく、サイドに起点を。酒井や本田など。両サイドでボールを動かしながら優位性をつくっていく」(西野朗)

 ほぼ同時に、ペケルマンも動く。MFエスキエルドに代えてFWカルロス・バッカを投入。「前に行きたい、日本を苦しめたい、ゴールを入れたい」。ペケルマンは勝負に出た。振り返ればここが勝負の分岐点だった。

 日本はさらに優勢に試合を進めるなかで、73分、CKを得た。本田が左足で蹴り、大迫が競り勝った。ボールはゴール端に吸い込まれ、GKオスピナは為す術がなかった。2-1、勝ち越し。

 本田はこの決勝点を振り返る。「練習でやっていたことが出た。サコが練習でもCKからよく点をとっていた」。日本にとってはある意味、想定内とも言える。だが、ここで本田を入れて仕事をさせることに西野朗の勝負師としての真髄がある。

2316とはずがたり:2018/06/20(水) 18:33:03
>>2314-2316
 誰を入れれば活躍できるのか、結果を出せるのか。勝負の勘どころを西野朗は常に探っている。博打のように見えるが、これもまた試合の流れを読む力と言える。

 ペケルマンは打つ手をなくした。「ポゼッションを高められなかった」と嘆いた。西野朗は80分に山口蛍、85分に岡崎慎司を投入。セオリー通りの守備固めで試合をクローズドさせた。

 2-1。10人の相手に苦しみながらも、日本は勝利をもぎとった。

バッカ投入ではなく守備固めをすることもできたのでは?
 序盤のPKが試合の流れを大きく動かしたのは間違いない。だが、勝負の分かれ目は、ペケルマンによるバッカ投入にあったのではないか。あの場面、コロンビアはなかなかボールをつなげず苦しんでいた。当然である。長時間1人少なかったのである。
 ここで守備的な選手を入れるという選択肢もあったはずだが、ペケルマンはしなかった。彼の言葉からその意図が透けてみえる。

「まったく違うことを予想していた。勝ちたいと期待していた」

 コロンビアは徹底した日本対策をしながらも、勝ち点3を奪う相手として認識していた。ドローではなく勝利を掴む相手だと。だが、試合の状況を鑑みると、ドロー狙いでも良かったかもしれない。もちろんこれは結果論だ。

 逆のことも言える。西野朗はドロー狙いの手を打つこともできた。格上の相手に対して同点、優位ではあるが一発の怖さはある。だが、あくまで勝ちにいった。

 両監督ともに勝ちたいと願った。それぞれが打った手に間違いはなく、結果だけが違った。試合を動かしたのは西野朗とペケルマンという2人の名将であることに間違いはない。奇策ではない静かな理詰めの策が、試合を熱いものにしたのだ。

(取材・文:植田路生【サランスク】)


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