[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
スポーツ総合スレッド
1941
:
とはずがたり
:2016/08/15(月) 09:59:58
>>1939-1941
日本柔道復活の裏に井上康生監督が進めた「勝利の改革」
http://news.goo.ne.jp/article/thepage/sports/thepage-20160813-00000005-wordleafs.html?page=1
08月13日 18:34THE PAGE
柔道の全日本男子・井上康生監督は号泣した。
「選手を誇りに思う」
金メダルは、73kg級の大野と、90kg級のベイカーの2つだったが、男子は1964年の東京五輪以来となる全階級メダル獲得の偉業を成し遂げた。ソウル五輪以降、7階級になってからは初の快挙だ。日本柔道の象徴ともいえる最重量級の100kg超級では原沢が銀メダルに終わったが、6年間無敗の絶対王者、リメールを追い詰めて、会場からは逃げるリメールにブーイングが起きた。16年間、メダルから遠のいていた100kg級も羽賀がモチベーションを切らさず敗者復活戦から銅メダルを獲得した。
山下泰裕強化委員長は、大会の総括会見で「日本柔道が完全に復活したと、世界が見てる。これは亡くなった斉藤仁強化委員長、井上監督、共に頑張ったコーチや所属のコーチ、みんなの力がある。女子も、いろんな問題が起きた中、7階級で5階級でメダルを取り、南條監督もよく頑張ってくれた」と断言した。
日本男子柔道は確かに復活した。
この4年間、井上監督が推し進めてきた数々の改革が実を結んだ瞬間だった。勝利の改革である。
ロンドン五輪で史上初の金メダルなしの屈辱にまみれた日本男子柔道は、当初、篠原前監督の続投の方針でいた。だが、篠原前監督を推挙していた強化委員長の吉村氏が助成金の問題で体制から外れると、篠原氏が辞任の方向を固め、責任者がロス、ソウル五輪の95kg超級の金メダリスト、故・斉藤仁強化委員長に変わり、34歳だった井上監督に再建を託す方向性が決まった。
ロンドン五輪には強化コーチで参加していた井上監督は、2012年11月の就任会見で「いかにして組んで一本を取りに行く過程をつくるか。それを考える。そのためにスポーツ科学も利用する。どうすれば、効率よく勝てるか考えた上でトレーニングをして総合力で戦う」と所信表明をした。
井上監督は、その言葉通り、まず稽古の中身を見直した。量より質。体育会系のランニング、寝技、乱取りで汗を流すだけの練習内容を見直して、ボディビルの専門家を招き、筋力、持久力の科学的トレーニングを取り入れたのだ。また栄養学の専門家にも相談、トレーニング、食事、休養のバランスを考えてスケジュールを組んだ。また試合の対策も、今までのように、ただビデオを見てあれこれ策を練るだけでなく、対戦相手の傾向や選手、自らの長所、短所、フィジカルなどをデータ化して示した。
「世界の柔道に対応するためには、対戦相手のルーツを知ること」と、ブラリアン柔術、サンボ、モンゴル相撲、沖縄角力といわれる沖縄相撲まで選手に体験させた。ジョージアの躍進が民族格闘技の「チダバオ」にあるとも言われていて、まるで武士道の基本、敵を知ることから始めたのである。
その一方で、精神論にも力を入れた。
科学と非科学の融合である。
代表争いでは、最後の最後まで競争をあおり、2年前には賛否に耳を貸さずに100キロ級で世界選手権へ代表を送らなかった。非科学の部分では、柔道3連覇の野村忠宏を合宿に招き、体験談を語ってもらう。野村は「五輪は特別な力がないと勝てない」と、勝者にしか語れないメンタリティを代表選手に伝えている。
リオ五輪前には、選手に「おれが金メダルを取る!と豪語しろ!」と命令した。有言実行論である。
実際、大野は「最低でも金」といい続け、「井上監督からは、もっとも金メダルに近い男とプレッシャーをかけ続けられたが、その期待に答えられて良かった」と、金メダル獲得後に語り、井上監督から「よく耐えた」と言葉をもらうと、涙を流した。
井上監督は「組織」の変革にも手を打った。軽、中、重の担当コーチ制を復活、重量級は、アテネ五輪100kg超級の金メダリスト、鈴木桂治が担当した。師弟のつながり、チームのまとまりが、目に見えない力を日本選手団全員に与えることを、井上監督は自らの体験から熟知していたのである。
3連覇の野村忠宏は、「井上康生が監督にとなって改革に取り組み本当に強くなった。篠原先輩がダメと言っているわけではなく、いいものを引き継ぎ、そして悪いものを改革するというやり方をしている」と、大会前から、井上路線を高く評価していたが、代表の空気も選手の勝利に対する意識も大きく変化していた。
東京五輪への期待が高まるが、その一方で、原沢がリネールに勝てなかった試合が示すように勝負に徹しきる「JUDO」への対応は、まだ不完全である。だが、井上監督は、さらなる強化プランを暖めているという。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板