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スポーツ総合スレッド

1389チバQ:2013/10/25(金) 00:24:33
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20131024-OYT8T00295.htm?cx_thumbnail=10&from=yolsp
新国立競技場、建築家ら批判

「神宮外苑と調和」どこまで?


最優秀賞に選ばれたザハ・ハディドさんの設計案(日本スポーツ振興センター提供) 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場として建て替えられる国立競技場(東京都新宿区)の新デザインについて、日本を代表する建築家の槇文彦さん(85)が「スケールがあまりに巨大」と批判、反響を広げている。

 今月11日には隣接する日本青年館で、槇さんや建築史家らによるシンポジウムも開かれた。

 新競技場の基本構想は、国際デザイン・コンクールを経て昨年11月、46件の中からザハ・ハディドさん(62)の案に決まった。バグダッド生まれで、ロンドンに事務所を構える女性建築家。以前は近未来的なデザインに技術が追いつかないこともあり、「アンビルト(実現しない建築)の女王」と呼ばれた。近年は世界で活躍し、ロンドン五輪の水泳会場も設計した。

 今回の提案も「多くの人たち(審査員)が、祝祭性も含めてシンボリックなデザインに興味を持った」(安藤忠雄・審査委員長)という。選考理由にも「圧倒的な造形性」と、それを実現させる日本の技術力を、世界にアピールできることが挙げられている。

 一方、槇さんは今年2月の講演会で、自分が隣に設計した東京体育館(1990年完成)では「歩行者にあまり高圧的にならないようにした」と、周辺環境に配慮したことを説明。高さ制限の大幅な緩和を受ける新競技場は、はるかに威圧感を与えると指摘した。

 さらに日本建築家協会の機関誌への寄稿や、今回のシンポジウムでは、コンクールが知名度のある「一握りの建築家」に参加者を絞り、神宮外苑の景観や歴史の説明も不十分な「粗雑なコンペ(設計競技)」だと批判。自分は疑問を感じて参加しなかったと述べた。

 8万人収容の要件を満たし、なおも隣の線路や高速道路にまで延びる案には、決定時の記者会見でも環境との調和をただす質問が相次いだ。事業主体の日本スポーツ振興センターは「あくまでデザイン・コンクール。当人とも現実に合わせてデザインすることで合意している」と説明。実際、コンペで選ばれた建築家の案が、設計過程で修正されるのはよくあることだ。

 シンポジウムでは陣内秀信・法政大教授(建築史、都市史)らが、神宮外苑の歴史や市民の合意形成のあり方について発言。同センターや関係省庁に対し、新競技場の規模見直しとコンクールの情報開示を求める要望書を出す考えが示された。

 基本デザインの決定から1年近くが過ぎ、近く基本設計が始まろうとする中、建築家らの問題提起がどこまで議論を呼ぶのか注目される。(文化部 高野清見)

(2013年10月24日 読売新聞)


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