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商業・流通

885荷主研究者:2010/02/15(月) 01:12:58

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/12/news01.htm
2010年2月12日(金)AM 07:11 上毛新聞
●イトーヨーカドー前橋店 8月閉店

 JR前橋駅前のイトーヨーカドー前橋店(前橋市表町)の閉店を検討していたセブン&アイ・ホールディングス側が、同店を8月15日をめどに閉店する方針を地元関係者に正式に伝えたことが11日分かった。きょう12日にも入居しているテナントなどに説明が行われる見込み。同店は20年以上にわたって駅前の顔となっていた大型商業施設。空洞化は市のイメージダウンにつながりかねず、市などに早期の対策が求められそうだ。

 前橋店は1987年オープン。立体駐車場が併設されており、店舗部分は地下1階、地上5階で、売り場面積は約1万5千平方メートル。JR前橋駅の北口前という好立地で、幅広い品ぞろえの市街地型総合スーパーとして高い集客力を誇ってきた。しかし90年代に入り郊外型店舗や大型専門店の攻勢が強まり、ここ数年は苦戦が続いていたと見られる。

 加えて2007年3月には、映画館や専門店街を併設した大型ショッピングセンター(SC)けやきウォーク前橋(同市文京町)が駅南側にオープン。商圏が重なる大型店の登場で顧客獲得競争が激化していた。リーマンショック以降の急激な景気悪化に伴う個人消費の不振も追い打ちをかけた。

 県内では昨年、西友伊勢崎店、渋川サティと中心街の大型店が相次いで閉店。一方で、ベイシアが前橋南インターチェンジ周辺に県内最大規模となる郊外型SCを今年末から順次オープンを計画するなど、流通地図の再編が進んでいる。

 前橋市の高木政夫市長は取材に対し、前橋店閉店について「会社側から厳しいとは聞いていたが、はっきりと撤退するとは聞いていない」とした上で、「頑張ってほしいと伝えてきたが、企業としての方針であればやむを得ない。23年間、前橋市のために尽力いただいた。今後については街のにぎわいに寄与してくれる企業に入居してもらいたい」と述べ、民間による店舗再生に期待感を示した。

■跡地活用に大きな課題

 JR前橋駅周辺の活性化に大きな役割を果たしてきたイトーヨーカドー前橋店。建物は複数の企業が所有するビルで、閉店後は新たなテナント誘致など、跡地活用が大きな課題となる。郊外大型店の相次ぐ進出、深刻な個人消費不振など、開店時とは社会・経済情勢が異なっており、再生の道筋が早期に見いだせるか不透明だ。

 同様のケースで前橋市は中心市街地で閉店したリヴィン前橋店跡地に2007年12月、前橋プラザ元気21を開設。中央公民館やこども図書館、スーパーなどが入居し、地盤沈下が指摘される中心街の活性化に一定の役割を果たしている。

 一方、市は隣接の旧ウオーク館を当初、商業施設として活用することを目指したが、経済情勢を踏まえ公共施設に転換する方針。大型施設再活用のハードルは高い。企業側の意向もあるが、駅前立地という公的性格も持つだけに、行政や商工会議所など地元が一体となり知恵を絞ることが必要だ。


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