したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

商業・流通

851チバQ:2010/01/31(日) 18:19:42
>>661>>666
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100131ddlk23020140000c.html
あいち・日曜リポート:松坂屋岡崎店きょう閉店 一層進む?市街地空洞化 /愛知

31日の閉店を前に、セールを実施中の松坂屋岡崎店 ◇跡地に新文化会館を
 岡崎市の中心部に立地する松坂屋岡崎店が31日に閉店する。中心市街地空洞化の影響を受けて閉店に追い込まれ「地区の中核を担ってきた百貨店がなくなり、空洞化が一層進むのでは」と懸念が広がる。閉店の背景と岡崎の中心市街地の課題をリポートする。【中村宰和】

 30日午前10時、開店を待っていた約300人が「全館閉店最終売り尽くしセール」実施中の店内に入った。セール品を並べたワゴンに人だかりができ、レジの前に大勢の人が並んだ。店員は「最後尾こちらです」とプラカードを掲げる。他店から応援の社員も駆け付けていた。

 閉店セール開始の09年11月26日から今月19日までの来店客は27万人で前年同期比1・5倍となり、売り上げは20億円と同2倍に伸びた。店のある康生地区では、松坂屋のシンボルのカトレアをあしらった紙袋を持つ買い物帰りの人が目立った。松坂屋広報は「昔から地元の多くの人に愛された店舗ということを実感する。地元への恩返しのため、お買い得品をそろえ、思い出に残るセールになっている」と説明した。

 康生地区の名前は、岡崎生まれの徳川家康にちなむ。城下町として古くから栄え、岡崎を代表する繁華街として発展した。地元経済界の誘致もあり、松坂屋岡崎店は、都市再開発法による民間施行第1号だった。71年4月に岡崎初の百貨店として開店。ピーク時の92年2月期の売り上げは129億円に達した。

 しかし、00年に大型ショッピングセンターのイオンモール岡崎が開店するなど、大型店が次々に進出した。松坂屋の売り場面積は1万1000平方メートルと、百貨店としては狭い。客はイオンモールなどに流れ、09年2月期の売り上げは50億円と、ピーク時の4割に落ち込んだ。康生地区では、01年にテナント式の百貨店「メルサ岡崎店」が撤退し、03年にはプールやスケート場などの総合レジャー施設が営業をやめた。複合商業ビルの西三河総合ビルと名鉄岡崎ホテルも04年に閉鎖された。松坂屋の茶村俊一社長は09年8月の岡崎店閉店発表時の記者会見で「空洞化が急速に進み、大きな打撃を受け、岡崎店の赤字が13年間続いた。撤退が相次ぐ中、単独で頑張ってきたが、店を支えるには状況があまりにも悪い」と指摘した。

 跡地利用について、岡崎市の石川優副市長は取材に対し「新文化会館の整備を模索している。都市再生機構に調査を依頼しており、結果が近くまとまるのを受けて検討を進める」と述べた。明るい材料もある。康生地区に08年11月にオープンした市図書館交流プラザ「りぶら」の利用者数は28日、200万人を突破した。予想より9カ月早く、若い人の利用も多い。松坂屋閉店後、かつてのにぎわいを取り戻すことができるかどうか。官民一体となり、市民を巻き込む取り組みが求められる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板