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商業・流通

781チバQ:2009/12/23(水) 18:26:13
http://www.sankei-kansai.com/2009/12/22/20091222-018549.php
【2009関西経済 記者回顧】 相次ぐ百貨店閉鎖、破綻
 平成21年は昨秋のリーマン・ショックから続く景気低迷に加え、新型インフルエンザの流行や、民主党主導の連立政権誕生などで関西経済も大きく揺さぶられた。さまざまな事象を取材した担当記者が1年間の動きを振り返った。
 
 「この服をおめしになるときは今日のことも思いだしてくださいね」。そごう心斎橋本店(現・大丸心斎橋店北館)が閉店した8月31日。婦人服売り場の女性社員が常連客に語りかけた。

 本店の閉鎖・売却という「従来では考えられない経営判断」(百貨店関係者)は、激しい競争にさらされる百貨店業界にとって人ごととは言い切れない。北海道最大手の丸井今井が民事再生法を申請したほか、東京の三越池袋店が閉鎖、松坂屋も来月末で岡崎店(愛知県)の閉鎖を決めるなど、店舗の淘汰(とうた)が相次いだ。

 背景にあるのは、消費マインドの冷え込みによる百貨店離れだ。日本百貨店協会がまとめた全国百貨店売上高は11月も11・8%減と21カ月連続でマイナス。大阪地区の百貨店売上高も同13・7%減と20年4月以来前年割れが続き、婦人服を中心に主力の衣料品で「定価販売が厳しい」(近畿百貨店協会)状況だ。

 総務省の家計消費指数でも、物価変動の影響を除く実質ベースで昨年4〜6月期以降マイナスが続き、消費の縮小は明らか。半面、ファストファッションといわれる低価格な流行衣料の専門店は好業績をあげ、ユニクロを展開するファーストリテイリングは21年8月期で連結最高益を更新、今期も増収増益を見込む。

 大阪・心斎橋に来春は外資系の人気店、へネス・アンド・モーリッツ(H&M)が進出し、ユニクロも来秋に3千平方メートル超と過去最大級の店舗を計画。対する大丸は11月に開業した心斎橋店北館に割安なカジュアル衣料売り場を設置し、高島屋や近鉄百貨店もカジュアルを強化する方針だ。

 大阪の百貨店が増床を終え、供給過剰が懸念される「2011年問題」が近づく中、各店とも“高品質・高価格”路線からの大きな転換点を迎えている。(内田博文)

【写真説明】閉店時に頭を下げる、そごう心斎橋本店の従業員。百貨店離れによる消費低迷で、店舗の淘汰が相次いだ=8月31日、大阪市中央区


(2009年12月22日 08:56)


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