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商業・流通

746チバQ:2009/11/26(木) 00:11:09
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000911250002
お歳暮商戦 個人客にシフト
2009年11月25日


店員の説明に耳を傾けながらお歳暮を選ぶ家族連れ=新潟市中央区の新潟三越

 師走を目前に控え、県内でもお歳暮商戦が幕を開けた。長引く不況の影響を受け、財布のひもは固くなる一方。新潟市中央区の三越新潟店、伊勢丹新潟店、大和新潟店はいずれも売り上げ目標を現状維持に置く。各店とも法人関連のお歳暮の売り上げが大きく減る中で、個人客を満足させるこだわりのギフトに活路を求めている。(大内奏)


   ◇


 約800点の商品が並ぶ三越新潟店7階ギフトセンター。新潟市中央区の主婦、間玲子さん(65)はギフトセンターがオープンした17日朝、込み合う買い物客の列に並んだ。


 親類や友人に計7点、約2万7千円分を買った。商品はカタログを見ながら、家事の合間に悩んで決めてきた。3歳になる子どもがいる友人にはサンタクロースのデザインがあしらわれた洋菓子のセットを、酒好きの友人にはビールのセットを選んだ。「相手の趣味や家庭状況に合わせて品物を決めています」と言う。


 一方、「自分にとっても好きなものを贈りたい」と話すのは同区の主婦、佐野美恵子さん(60)。水産加工品を扱う県内の有名店「加島屋」のさけ茶漬けなどを計3点、約1万2千円分を選んだ。


 不況や百貨店離れの影響で、県内の百貨店にとって、お歳暮商戦は厳しい状況が続いているという。三越新潟店の場合、客1人あたりの予想平均単価は約4550円。昨年の4591円から微減すると予想している。売り上げ目標も昨年比で98・7%に設定した。伊勢丹新潟店や大和新潟店も目標は前年比100%を目指すが、「昨年並みは厳しいのが実情」と口をそろえる。


 単価の減少について、伊勢丹新潟店は「法人需要の落ち込みが原因だが、個人単価はあまり減っていない」と分析する。食用油やビールなど、儀礼的な商品の売り上げが下がる一方で、酒や食品など新潟ならではの名産品は根強い人気を持続。「バレンタインでも義理チョコは減って、本命の相手には海外のパティシエのチョコを贈る。二極化が進んでいる」と話す。


 そこで三越新潟店は今年初めて、子どもや孫のいる家庭向けに新幹線など乗り物のパッケージのお菓子を売り出した。クリスマスのデザインの商品も、こだわりの商品を選ぶ個人客に照準を合わせている。


 伊勢丹新潟店でも伊勢丹の頭文字をとって「オンリー・アイ ギフト」と銘打ち、「伊勢丹だけでしか買えない」食品をそろえた。大和新潟店でも、米や果物など県内の名産の食品が人気だという。三越新潟店販売促進担当の曽我明男さんは「こだわりのものを試したいお客様向けに、需要を掘り起こしていきたい」と、意欲を見せる。


   ◇


大和新潟店は来年6月末での撤退を表明している。その影響で、同じ新潟市中央区内の三越新潟店や伊勢丹新潟店に客が流れるのか、逆に大和新潟店の利用客が増えるのか――。客の動向が予測できず、各店とも手探り状態のままお歳暮商戦に突入した。


 大和新潟店は撤退を受けた特別な趣向はこらしていないという。担当者は「極端な変化は出ないと思うが、変化は読めない」と話す。


 三越新潟店、伊勢丹新潟店も同様。「影響は分からない。自分たちでできることをやるだけ」と慎重だ。


 第四銀行系シンクタンク「新潟経済社会リサーチセンター」も影響は限定的と見ている。「お歳暮は『この店の包み紙でないと』という考え方の固定客が多い。大和が最後のお歳暮だからといって、これまで利用していた店を消費者が変えることは考えにくい」としている。


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