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商業・流通

690チバQ:2009/10/16(金) 10:36:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20091016-OYT8T00046.htm
大和、県内2店舗は存続


存続することになった大和富山店(15日午前)  百貨店の大和(金沢市、東証2部、大証2部上場)は15日、小松店(石川県小松市)、新潟店(新潟市)、長岡店(新潟県長岡市)、上越店(同県上越市)の4店の閉店を正式発表した。県内の富山(富山市)、高岡(高岡市)の2店は香林坊店(金沢市)とともに存続が決まったことで、地元関係者は胸をなで下ろした。ただ、個人消費が低迷する中、再建が順調に進むかは不透明な状況で、県内2店の業績が大和再建のカギを握ることになった。

 計画では、長岡、上越店は2010年4月末に、新潟、小松店は同年6月末に閉店する。同社の全従業員約1320人中約400人が、閉店する4店に勤務しており、同社は来月上旬から全社で470人の希望退職者を募集する。

 閉店にかかる費用は、建物の原状回復費などが約45億円、希望退職者への特別退職金約9億円で、計約54億円を見込む。

 閉店する4店はいずれも赤字で、4店合計の赤字額は年約10億円弱に達していた。一方、営業を継続する香林坊、富山、高岡の3店はいずれも黒字で、今後、これら3店に経営資源を集中する。香林坊店で一時凍結していた設備投資を再開するなど、店舗の魅力を向上させ、2011年2月期に営業利益の黒字転換を目指す。

 宮社長は「470人もの希望退職を募るなど、苦渋の決断だった。従業員に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べる一方、経営責任については「多少余力があるうちに決断し、何とか会社を存続させることに主眼を置いた。周りのいろいろな声を聞き、繁栄につながらないと判断したら(社長を)辞める」とした。

 同日発表した2010年2月期中間連結決算(今年3月〜8月)は、3期連続の減収減益となり、通期でも4期連続最終赤字となる見通し。百貨店業界は消費不振を背景に、業界再編の動きが相次いでいるが、宮社長は「我々はその中に割り込むつもりはない」と述べ、大手との資本提携の道は否定した。

 一方、存続することになった富山、高岡両店。2010年2月期の中間期決算で、売上高が富山店90億7000万円(前年同期比9・9%減)、高岡店33億3700万円(同12・5%減)と、いずれも大幅に減少している。

 全国的にも百貨店は苦境に立たされている。日本百貨店協会によると、87社の売上高総額は今年8月まで18か月連続して前年同月比を下回った。同協会では、「消費者が不要不急の商品を買わなくなった影響が大きい」とする。

 大和は今後、香林坊店と同様、県内2店についても継続的な改装や売り場の再編で売り上げを回復させたい考えだ。富山店長の久郷隆行常務は、低価格商品の導入拡大など価格戦略も検討課題の一つに挙げ、「百貨店の王道を歩みながら、(低価格商品との)バランスを考えていきたい」と語った。また、岐阜県を商圏に含めた営業戦略の見直しも検討する考えを示した。

(2009年10月16日 読売新聞)


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