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商業・流通

641千葉9区:2009/07/24(金) 23:36:38
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200907240011.html
大阪の百貨店、いつでもセール 増改築で「売りつくし」(1/2ページ)
2009年7月24日

 大阪の百貨店で、安売りセールが常態化している。顧客をひきつけようと、季節ごとのバーゲンに加え、増床や建て替え工事を前にした売り尽くしセールを何度も繰り返しているためだ。多いところではこの1年で営業日の2日に1度が「セール中」。ただ、販売不振の打開にはつながっていない。

 大丸梅田店(大阪市北区)には今、「全館全力売りつくし」の真っ赤な帯が売り場中に張り出されている。6月中旬から始めた夏のバーゲンから日をあけずに今月11日から始めたセールだ。11年春の増床を前に昨年7月から繰り返し行っている。今回は3度目で8月25日まで続ける。

 「百貨店ではあり得ない破格の値段」(梅田店広報)という千円と2千円の衣料品を計5千点そろえた。だが、客の反応はいま一つ。大阪市内に勤務する女性会社員(35)は「それなりの(安い)商品だと思うので、だったらユニクロでいい。百貨店にそんな質の商品は求めていない」。

 大丸側は、「6月の出だしは好調」(広報)という。それでも、6月も売上高は前年同月比8%減。入店客数は同15%増だったが、売り上げ減が止まらない。

 一番極端なのは、14年に日本最大級の売り場面積を持つ百貨店に建て替える近鉄百貨店阿倍野本店(大阪市阿倍野区)だ。07年11月から「建て替え前の売りつくし」を計9回実施している。ほかにも「建て替え期間中のご愛顧に感謝を込めて」と銘打ったセールや、夏のバーゲンも行っており、1年間のほぼ半分はセールを実施している。

 近鉄百は「飽きられる心配もないわけではないが、それより手軽な商品をそろえ、お客さまに喜んでほしい」(広報)と話す。一方で店を訪れた50代の女性客は「しょっちゅうバーゲンしてるけど、バーゲンて書いてあるだけで安いと感じない」と辛口だ。

 11年春に増改築工事を終える高島屋大阪店(大阪市中央区)も「増築・改築前の全館感謝の大バーゲン」を07年10月から計6回実施。12年の完成を目指して建て替え工事を進める阪急うめだ本店(同市北区)も、5月末から「生まれ変わりの売りつくし」を断続的に展開中だ。

 百貨店の担当者からは「お客さまが安売りに慣れてしまったら、以前の価格帯では到底やっていけなくなる」との不安の声も出ている。(佐藤亜季)


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