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商業・流通

572千葉9区:2009/05/22(金) 21:43:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000905220007
地方百貨店の苦境またも、会津若松で閉店へ
2009年05月22日


 ●1年間で駅前大型店2店閉店へ


 東北と北海道で百貨店6店舗を展開する中合(福島市、安藤静之社長)は22日、会津若松市の中心商店街にある会津店を、来年2月末で閉店すると発表した。衣料などの大型専門店との競合で減収が続き、老朽化した建物を改修して営業を続けても採算が取れないと判断したため。跡地利用は未定。同市ではJR会津若松駅前のスーパー「会津サティ」が来月末の閉店を決めており、市の「顔」とも言える2店の撤退に、市民からは不安の声が上がった。(足立朋子)
 63年、同市中心部の「神明通り」に「若松デパート」として開店した。93年に中合と合併して「中合会津店」となり、現在はダイエー傘下。会津店の閉店で、中合は県内では福島店のみとなる。
 記者会見した亀井修三・営業サポート本部長によると、会津店はピーク時の92年度に49億3千万円を売り上げたが、昨年度は25億4千万円と半減。郊外型のカジュアル衣料店や大型家電専門店進出の影響が大きく、ここ3年は売り上げが毎年、前年を1割程度下回る状況だった。一方、今の店舗は開店当時からの4階ビルを増築しており、老朽化が進んでいた。正社員やパート計約80人の処遇は労組と協議していく。
 菅家一郎市長は「郊外に大型専門店の進出が相次ぐ中、中心市街地の商業を守る必要性を痛感している」とコメント。会津若松商工会議所は「中心市街地を代表する2店舗が撤退する非常事態」と危機感をあらわにした。
 戸惑いは市民にも広がった。買い物中の飲食店経営・酒井紀子さん(66)は「贈答品などは百貨店でなければ買えない。郡山に行くしかないなら、ますます会津から人口が流出してしまう」。会社員女性(35)も「たった一つ残ったデパートもなくなり、商店街はどうなってしまうのか。もっと買いに来れば良かった」と悔やんだ。



 ●続く買い物客の流出、苦しむ跡地利用


 会津若松市に限らず、中心市街地の大型店の苦境は県内に共通する。首都圏や仙台駅前へ低価格の高速バスが次々と走り、買い物客の流出が続く。大型商業施設「アウトレットモール」も仙台市に2店、栃木県那須塩原市に1店が昨年開店。若者はマイカーで気軽に買い物に出かける。
 大型店のなかでも特に厳しいのが百貨店の業態。東北経済産業局によると、県内の百貨店販売額は、統計が公表されている94年以来15年連続で前年割れだ。08年の販売額は約410億円と、約864億円の94年の半分以下。特に昨秋以降は大きく落ち込み、09年3月は前年同月比12・3%も減った=グラフ。
 中心市街地での大型店閉店は近年相次ぐ=表。商業機能を失うだけでなく、跡地利用も決まらないという二重苦に苦しむ。郡山駅前の丸井の跡地は、昨年2月の閉店から1年以上たった今も、入居施設が決まらないまま。福島駅前のさくら野百貨店のあったビルも入居者が決まらない。一部に市の生涯学習施設を入れる案が出ているが、それでも空きフロアは残り、跡地利用の難しさが目立つ。(吉田素子)


■相次ぐ中心市街地の大型店の閉店
00年10月 西友(郡山市)
02年5月 イトーヨーカドー(白河市)
05年3月 さくら野百貨店(福島市)
05年5月 赤トリヰ(須賀川市)
08年2月 丸井(郡山市)
09年6月 サティ(会津若松市)


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