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商業・流通

4628チバQ:2022/12/23(金) 18:04:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ecf114b8cb7b50343c9e31e8c437128662ece7f
ドンキの「目玉商品」もうけは度外視、オーケーは大量仕入れで「毎日が特売」
12/23(金) 14:33配信


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読売新聞オンライン
[値段の真相 低価格は今]<4>
ドン・キホーテの店頭には「メーカー処分品」などの目玉商品が並んでいる(東京都目黒区の中目黒本店で)

 東京都目黒区にあるドン・キホーテ中目黒本店。入り口には、洗剤やマスク、飲料など50種類ほどの商品が山積みされている。値札には、市場の半値以下のものもある。いわゆる目玉商品で、ドンキではお客を引きつける「マグネット商品」と呼ぶ。店内のレジへの動線にも巧みに配置しており、客は二つ、三つと手にしながら、店の奥へと足を踏み入れる。

【図解】ひと目でわかる食品製造から販売までの流れ

 ドンキが扱う商品数は多く、中目黒本店では約6万点に上る。実際には他の小売店と同じような値段の商品も多い。激安で客を引き付け、通常価格の商品の購入を促し、全体で利益をあげている。

 では、どうやって目玉商品を確保しているのか。

 業界で、ディスカウント店は「小売りの最終処分場」とも言われる。スーパーや小売店で売れ残った商品が最後に行き着くからだ。

 食品の場合、「3分の1ルール」と呼ばれる商慣習がある。賞味期限が6か月なら、2か月を切ると店頭から下げられ、問屋やメーカーに返品される。ドンキはその商品を問屋から通常より安く仕入れ、「特売品」として売る。問屋からの連絡に機動的に対応するため、店舗のアルバイトにも仕入れ権限を持たせている。

 「目玉商品は、もうけはなくても安さを印象付けられればいい。『またドンキに行こう』と思ってもらうことが何より重要」。運営会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の初山俊也・上席執行役員は、こう説明する。

 最近は、原材料の価格高騰でメーカーからの値上げ要請が相次ぎ、店舗の水道光熱費も上がっている。力を入れるのが、オリジナル商品ブランド「情熱価格」の販売だ。目新しさやSNSなどで話題になることを重視し、少しでも売り上げが鈍ったら見切りをつけ、新しい商品に入れ替える。「安さの表現にこだわる」(初山氏)という。

オーケーの棚には値上げを知らせるポップが多く見られる(横浜市のオーケーみなとみらい店で)

 同時に、周辺の競合店の売価チェックは欠かさない。安値で負けないためだけでなく、相場を把握することで極端な値引きをしないようにする狙いがある。「消耗戦」は避けたいとの思いがにじむ。

 一時的な特売で消費者を引き付ける手法とは対照的に、あらゆる商品をいつでも低価格で販売する「エブリデー・ロープライス(EDLP)」と呼ばれる戦略もある。その代表格が首都圏でスーパーを展開するオーケーだ。運営会社の二宮涼太郎社長は、「常に安い価格を付けることで『いつお店に行っても安心』と思ってもらいたい」と話す。

 EDLPを実現できる大きな要因は、圧倒的な仕入れ量にある。1都3県139店の商品を本部が一括して調達する仕組みで、アイテム数を通常のスーパーよりも絞り、1商品あたりの販売量を増やす。ハインツ日本の「トマトケチャップ」やロッテ「キシリトールタブレット」など、オーケーが日本で一番売っているという商品は多い。安定して仕入れることで、業務が標準化されるなどのメリットもあるという。

 売り場では、商品情報を伝えるポップが目立つ。例えばメーカーが価格を引き上げる場合は、値上げ前の購入を勧める。お客の信頼を得て購入してもらうことも、大量の仕入れにつながりEDLPの支えになる。

 メーカーが値上げを発表しても、小売りの店頭ですぐに反映されるわけではない。小売り側は値上げ前に在庫を積み増したり、値上げのタイミングを遅らせたりできないか、メーカーと駆け引きを繰り返す。どこまで実現できるかは交渉力にかかる。

 消費者の生活防衛意識の高まりに応えられるか。値上げ圧力の高まりは、ディスカウント店の実力を浮き彫りにしそうだ。


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