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商業・流通

3807とはずがたり:2018/09/03(月) 21:32:02
しまむらの客離れが止まらない理由と、的外れのZOZO進出
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-00057095-gendaibiz-bus_all
9/3(月) 11:00配信 現代ビジネス

「ZOZOのしまむらhttp://zozo.jp/shop/shimamura/」を見た途端、強烈な違和感
 これまでECには距離を置いてきた「しまむら」が7月9日からZOZOTOWNに出店している。PBの「CLOSSHI」128品目を皮切りに全商品の2〜3割まで拡大していく方針で、店舗がないエリアの顧客を獲得する一方、「店受け取り」で既存店舗の顧客も広げたいとしている。

 「しまむら」はZOZOTOWNに続いて主要ECモールに出店し、衣料品やインテリアなどカテゴリー別の出店も検討しているというが、このEC進出に成算はあるのか。そもそも「しまむら」流オムニチャネル戦略はどうあるべきなのか。検証してみたい。

 まずはEC初進出のZOZOTOWNの「しまむら」を覗いてみた。

 店舗検索から入るとレイアウトはZOZOのテンプレートだが上部には真っ赤に白抜きの「ファッションセンターしまむら」のロゴが大きく表示され、ZOZOのファッションイメージとのギャップにたじろいでしまう。

 オープン記念スペシャルコンテンツ公開エントランスは特設のレイアウトで、商品が掲載される下部はZOZOのテンプレートとは言え、ZOZO顧客はドン引きしそうなシマラー調満開だ。

 掲載商品はPBの「CLOSSHI」中心に200〜300余で毎日のように品数が変わるから、反応を見極めるべく運用しているのだろう。

 婦人衣料中心だが、季節商材の浴衣、エプロンやパジャマ、布バッグやスリッパ、ラグマットやベッドカバーまで幅広いカテゴリーを1900円〜3900円中心に揃えている。

 「CLOSSHI」のラインナップもほぼ同様なカテゴリーだから総合的なPBという性格でファッション性は期待できないし、ホームセンター衣料品と張る“しまむら価格”(千円未満)を期待する向きにも期待外れを否めないだろう。

 ZOZOに出るというのにトップページのロゴから品揃えまでファッション性を欠き、そうかと言って価格訴求も期待外れ……。正直、戦略性を欠くピンボケ出店と評するしかない。

「ZOZOのしまむら」を心配してしまう理由
 さらに「ZOZOのしまむら」を見ていくと、品揃えはともかく、サイトを見る限りカートシステムも“ささげ”もフルフィルもすべてZOZO仕様で、一部「ZOZOスタッフ着用レビュー」にも取り上げられているから、すべてZOZOにお任せのフルサービスだと推察される。

 単価とイメージの低さを考慮すれば、最近のZOZO新規取引手数料相場から見て35%を上回る40%近い手数料負担を強いられたのではないかと心配してしまう。

 しかも、ZOZOBASEに在庫を預けて即日出荷するフルフィルは顧客には便利だが、「しまむら」を通してコンテンツ(商品)を提供する納入業者にとっては在庫リスクがともない(通常の「しまむら」納品は完全買取)、ZOZOの手数料率が上乗せされる納入掛け率は到底、採算性のない“お付き合い”になると推察される。

 ZOZOも「しまむら」も在庫リスクを負わず手数料だけ取るのだから、納入業者にとっては踏んだり蹴ったりの迷惑となりかねないのだ。


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