したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

商業・流通

3586チバQ:2017/11/06(月) 17:13:21
■見えてこない成長戦略

 新制度に応募するかは社員次第。希望退職のように何人といった枠も設けない。ここからは5年先、10年先を踏まえた戦略性を感じ取ることができない。しかも新制度による募集は11月初旬から始まる。つまり7日に発表する中期経営計画は、退職人数がわからないまま、数値目標を公表することになる。これでは株主や市場との約束を果たしたとはいえないだろう。

 赤字子会社の処理も課題だ。先月発表された、スーパー「クイーンズ伊勢丹」の運営子会社の売却。来年3月末に投資ファンドに株式の約3分の2を売却、再建を果たせば、将来株式の買い戻しも検討するという。ただ、運営子会社は現状で20億円を超える債務超過。売却前にさらなる損失処理を迫られる可能性があるが、詳細はこれから詰めるという段階だ。ほかにも赤字の続く子会社は残っている。

 最大の問題は、将来の成長戦略が見えてこないことだ。実は今夏以降、基幹3店を中心に、三越伊勢丹の売り上げは回復基調にある。株高で高額品が好調なうえ、訪日外国人の消費が再び戻ってきたからだ。ただ、こうした追い風はいつまでも続きはしない。

 百貨店にこだわるのか、それとも非物販など新事業に軸足を置くのか。あるOBは「戦略がないから社内対立ばかりが目立つ。パワハラ問題も、そうした中で表面化したのだろう」と指摘する。杉江社長の胆力が試されている。

並木 厚憲 :東洋経済 記者


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板