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商業・流通

3568とはずがたり:2017/10/19(木) 00:23:34
>>3566
実はトレンドになりつつある大型店への「コンビニ導入」

実はここ最近、こうした大型商業施設へのコンビニ導入は他の大手流通グループでもおこなわれるようになっており、イオングループの「イオンモール」の一部には系列の「ミニストップ」が、セブン&アイグループの「アリオ」の一部には系列の「セブンイレブン」が出店するなど、一種のトレンドにもなりつつある。

それらは巨大モール内や駅チカ商業ビルへの出店が中心で、わざわざ食品売場などに向かうことなく「パパっと買い物を済ませたい」という需要を満たすために設置されたと考えられるものがほとんどだ。
セブン&アイ系列の商業施設内に出店するセブンイレブン。
建物内の別の場所にはイトーヨーカドーがあるものの「パパっと買い物したい」という需要を満たす。

また、現在のコンビニには、チケット発券などをおこなう店頭端末、マルチコピー機などが設置されており、公共料金の支払いなど従来のスーパーマーケットでは行われてこなかったサービスも提供されている。そのため、スーパーやショッピングセンター内へのコンビニ導入はそうした「コンビニならでは」の各種サービスに対する需要を満たすことができるという側面もある。ファミリーマートでは、ユニーと経営統合後の2017年3月よりユニーが運営する総合スーパーの店内にコンビニならではのサービスを提供することに特化した「ファミマサービススポット」の開設を進めており、スーパー内で公共料金の支払いなども行えるようになった。

ドンキのコンビニ導入も、こうした「商業施設が大型化していくなかで生まれた弊害」を解消するとともに、「ドンキでは行われていないコンビニならではのサービス」に対する需要を満たすためのものといえる。
ユニーのスーパー内に設置された「ファミリーマートサービススポット」(画像は同社のニュースリリースより)

今後はドンキ約50店にファミマ出店へ

8月24日に行われたユニー・ファミマHDとドンキホーテHDによる記者会見によると、ファミマは今後ドン・キホーテ大型店のうち約50店へのテナント出店をおこなうほか、郊外型ドンキの平面駐車場内への単独出店も検討。また、共同での新商品開発なども進めていくという。
コンビニを介したドンキ内でのチケット購入や公共料金の支払い――流通大手同士のコラボレーションによって実現する新サービスは、顧客の利便性を大きく向上させるとともに、競争が激化するディスカウントストア業界に対しても大きなインパクトを与えることになりそうだ。
(都市商業研究所)


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