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商業・流通
3058
:
チバQ
:2016/04/21(木) 23:44:44
http://toyokeizai.net/articles/-/113605
高島屋、万年劣等生の新宿店は飛躍できるか
「バスタ新宿」開業で世界から観光客が集結
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印南 志帆 :東洋経済 記者 2016年04月15日
百貨店3位の高島屋が、中間層の“デパート離れ”により、苦しい戦いを強いられている。「中間層に買ってもらえるものを用意しなくてはならない」。4月12日に行われた高島屋の決算会見で、木本茂社長は始終厳しい表情を浮かべていた。
2016年2月期の連結業績は、売上高にあたる営業収益が9296億円(前期比1.9%増)、営業利益は330億円(同3.0%増)と、4期連続の増収増益を達成した。ただ、利益を牽引したのは、ショッピングセンター開発事業やクレジットカード事業。主力の国内百貨店事業はというと、訪日観光客マネーと富裕層頼みで何とか増収を確保したものの、訪日客の恩恵を受けられない地方・郊外の中小型店は厳しい結果となった。
市場の変化への対応が不足
国内百貨店事業の営業収益は前期比1.4%増の7655億円。大阪店や新宿店を中心に訪日客向け免税売上高を豊富に取り込めた都市型店は2%増収であったのに対し、地方郊外型店は2.3%の減収となった。さらに言えば、都市部大型店でも免税売上高を除けば1.3%の減収だ。
とりわけ、収益源であるはずの婦人服が7%減と、全カテゴリーの中で最も落ち込み、粗利益率が低下した。その影響を受けて、国内百貨店事業の営業利益は10.7%減の114億円となった。
暖冬の影響でコートなどが不調だったこともあるが、より根本的な原因は、若年層を中心とした消費者が、百貨店以外での買い物へのシフトを強めていることにある。ショッピングセンターに加えオンラインで服を買うことが日常化している。木本社長は、「市場の変化に対する対応が不足している。静かに沈んでいくのではなく、アパレルメーカーと協力しながら対策を考えていきたい」と決意を語ったが、抜本的なテコ入れは今後の課題となりそうだ。
そこで期待を寄せるのが新宿店だ。新宿駅東口の伊勢丹、西口の小田急百貨店、京王百貨店に次ぐ4番手として1996年に新宿に進出。だが、年間50億〜60億円と推測される高い賃料が利益を圧迫。2000年代後半には、手芸品を扱うユザワヤやカジュアル衣料品のユニクロなどのテナントを入れることで客層の拡大を試みるも、2013年2月期まで赤字が続いていた。
そこで、2013年に1000億円を投じて、東急不動産グループから建物と土地の一部を取得することを決断。賃料負担を減らすことで赤字からは脱却した。さらに、追い風となるのが15年間に及ぶ工事の末、今年4月に完成した新宿駅南口の再開発事業だ。
特に期待が大きいのが4月4日に開業した「バスタ新宿」による効果。分散していた新宿のバスターミナルを集約した日本最大級の高速バスターミナルだ。最大で1日1600便以上のバスが発着する。地方都市からの利用者に加え、空港から団体で移動する訪日観光客の利用も見込める。そして何より、「バスタ」と高島屋は直結している。また、3月下旬にはJR東日本系ショッピングセンター・ルミネの新業態「ニュウマン」もオープン。買い物客の回遊が期待できる。ニュウマンが入居する新ビル「ミライナタワー」はオフィスも入るため、昼食需要も取り込める。
新宿店の飛躍が命運握る
高島屋新宿店は再開発に伴う客数増を見込んで、2015年秋から地下やレストランフロアを改装。客離れの止まらない若年層の取り込み策として、NTTドコモと提携し「バスタ」利用客に向けた店舗情報の配信を行い、今期中にはドコモのポイントカードの取り扱いも開始する。効果は早くも現れており、4月中旬時点で入店客数は11%増、レストランに至っては20%近く伸びている。
訪日客の獲得策にも余念がない。今年3月には、新宿店11階へ、空港型の免税店(デューティーフリーショップ)を2017年春にオープンさせると発表した。高島屋が60%の出資をしながらも、全日本空輸に加えて、中国人観光客向け免税市場が発達した韓国のホテル新羅と合弁で運営することにより、中国人向け免税店を運営するうえでのノウハウを共有する。
現在、訪日観光客需要は、時計などの高額品の売れ行きが鈍ることで、一人あたりの買い上げ額が下落の一途をたどるが、「商品構成を子細にマーケティングして対応していく」(木本社長)ことで、2017年2月期の高島屋全体の免税売上高は前期比17%増の350億円を見込む。2017年春から新宿店の空港型免税店が寄与すれば、強力な武器となる。
高島屋は、今2017年2月期の百貨店事業で、営業収益で前期比1.3%増、営業利益で同9.0%増に挑む。新宿店の売上高を前期比4%増の733億円へ伸ばすことが牽引する計画だ。万年劣等生だった新宿店が、周辺環境の変化により、期待どおりに飛躍できるのか。そこに命運が委ねられている。
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