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商業・流通
3049
:
とはずがたり
:2016/04/13(水) 13:29:13
セブン&アイHD鈴木会長の“駄々っ子”退任 お家騒動も株価急反発の真相〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160413-00000003-sasahi-bus_all
dot. 4月13日(水)7時11分配信
「流通のカリスマ」の引退劇に対する反応は、予想以上に冷ややかだった――。
4月7日、セブン&アイ・ホールディングス(以下7&i)の鈴木敏文会長兼CEOが辞意を表明した。言わずと知れた、グループ売り上げ10兆円超の一大流通企業を築き上げた名経営者だ。が、そんなカリスマの退場を受けて、東京証券取引所では7&i株が急騰したのだ。
7日朝は、鈴木会長らが井阪隆一セブン‐イレブン・ジャパン社長の退任案を提出したという報道を受けて、大きく売り込まれた。年初来安値を更新し、一時、前日終値比8.6%安まで下げた株価が急反発したのは14時半頃のこと。その退任案が取締役会で“否決”されたと報じられた直後のことだった。大引け後には7&iが5期連続最高益更新を発表。併せて、鈴木会長の引退会見が開かれた。だが、翌8日のマーケットは辞任騒動などどこ吹く風。7&i株は3.7%も値を伸ばしたのだ。
なぜ、このような反応を見せたのか? 流通業界に精通するプリモリサーチジャパンの鈴木孝之代表が解説する。
「セブン‐イレブンは7&iの営業利益の8割を稼ぎ出す屋台骨であり、井阪社長の下、5期連続で最高益更新を達成している。普通に考えれば、社長を退任させる理由はない。実際、3月下旬から開かれた経営陣の人事と報酬について検討する指名・報酬委員会でも『交代させる理由はない』と反発を浴びていた。にもかかわらず、鈴木会長らが強硬に退任案を取締役会に提出したため、株価は急落。その後、退任案が否決されたことで事実上、井阪社長の続投が決定。社内のガバナンスが正常に機能したという安心感もあって、好感した買いが集まった格好です」
ここで、件(くだん)の引退会見を振り返っておこう。
7日16時半、東京・八重洲の会見場に現れたのは、鈴木会長と村田紀敏7&i社長、それに2人の「顧問」だった。鈴木会長との共著も手がけるジャーナリストの勝見明氏が話す。
「佐藤信武顧問は鈴木会長が大学卒業後に勤めた書籍取次大手トーハン時代の後輩で、会長を追ってイトーヨーカ堂に転職した後、同社の副会長に上りつめた人物。一方の後藤光男顧問はヨーカ堂時代から主幹事証券を務めている野村證券出身で、野村企業情報(2002年に野村證券が吸収合併)というM&Aの専門会社の社長も務めた人物。顔が広く、ファイナンスに精通していることから、セブン銀行の設立や06年のミレニアムリテイリング(そごう・西武百貨店の持ち株会社)の買収に際して、調整役を務めました。両者に共通するのは創業者の伊藤雅俊名誉会長とも近しい間柄ながら、鈴木会長が最も信頼を寄せている点です」
いわば、鈴木会長の身内。そんな2人を引っ張り出してきたことに、関係者は驚きを隠さなかった。
「出来の悪い息子を糾弾するために父親とその親族が一緒になって会見を開くようなもの。そのうえ、伊藤名誉会長との確執も明かしたのだから、お家騒動以外の何物でもない。まさか、あんな会見になるとは想像もしなかった」(内部関係者)
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