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商業・流通

2764チバQ:2015/07/29(水) 23:37:55
http://www.sankei.com/west/news/150729/wst1507290069-n1.html
2015.7.29 17:56
【ニュースの断面】
ミナミの顔、大丸心斎橋店本館を建て替え…大阪流通戦争に新たな火種





 大丸心斎橋店(大阪市中央区)本館の建て替えが決まった。同館は米国出身の建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作で、昭和8年の完成。大阪でも指折りの近代建築として80年以上もの間親しまれてきた「ミナミの顔」だ。どんな姿に生まれ変わるのか、注目が集まっている。

 運営する大丸松坂屋百貨店の親会社J・フロントリテイリングは「歴史的価値を持つ御堂筋側の外壁を残す方向で検討を進めている」という。

 一方、隣接する南館は、段階的に改装して訪日外国人向けの売り場とする計画。さらに周辺で保有・運営する商業施設なども含めて再開発するとしている。エリア全体の集客力を高めることを狙う内容で、老朽化対策以上の意味を持つプロジェクトといえそうだ。

 こうした決断の背景には、大阪市内で大型小売店の積極投資が相次ぎ、顧客の奪い合いが激しさを増していることがある。

 大阪・キタでは平成24年秋に阪急百貨店梅田本店が増床開業し、25年春には複合ビル群「グランフロント大阪」がオープン。JR大阪三越伊勢丹は今春、売り場の大部分が専門店で構成する「ルクア イーレ」に入れ替わった。阿倍野・天王寺地区では26年春に超高層ビル「あべのハルカス」が全面開業している。

 一方、大丸心斎橋店が立地するミナミは、ここ数年大規模案件がなく「存在感が低下している」(業界関係者)。エリア全体の魅力を高めなければ埋没しかねない状況だった。

 同店本館は12月30日の営業を終えた後、改装作業に入り、ライバル店には顧客囲い込みの大きなチャンスがもたらされる。同店には厳しい時期となりそうだが、本館は31年に新装開業する見通しで再び攻勢が始まる。大阪流通戦争で、また新たな火種がくすぶり始めた。(中村智隆)


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