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商業・流通

2616チバQ:2015/03/11(水) 07:43:04
不協和音も…

 近鉄百本店の不振をめぐり、その親子の不協和音が浮き彫りになっている。

 近鉄百からすれば「親会社の近鉄の意向に沿ってやっただけだ」(関係者)との不満も強い。親会社の意向を気にして近鉄百が萎縮しているとの見方もある。

 ただ、4月の純粋持ち株会社制への移行で、その関係も大きく変化する。近鉄は沿線人口の減少に伴う鉄道事業の先細りが避けられないなか、従来の“鉄道支配”を改め、流通や不動産など各事業会社の自立と連携でグループの総合力発揮を目指す。新たに発足する持ち株会社「近鉄グループHD」の傘下に、鉄道や流通などの事業子会社がぶら下がる。いわば近鉄と近鉄百が平等になるのだ。

 近鉄の小林哲也社長は、「鉄道会社という1つの企業風土で、さまざまな業種のグループ会社を管理するのは難しい」と、純粋持ち株会社制移行の意義を説明する。鉄道には鉄道の、百貨店には百貨店が持つべき企業風土があり、それぞれの風土を熟成させながらグループ全体として成長を遂げていく。それが小林社長が描くシナリオだ。

 百貨店、不動産、ホテルなど主要な事業会社が混在するハルカスは、まさにシナリオを体現する舞台でもある。上下関係がなく、各社が自立と連携を図ることによってハルカス全体の魅力を高め、集客や売上増にもつなげる。苦戦を続ける近鉄百の浮上のカギはそこにある。

 百貨店やオフィス、ホテルなどが一堂に会するハルカスは近鉄グループの今後を占う試金石でもある。

     


 この企画は中村智隆、橋本亮が担当しました。


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