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商業・流通

2406チバQ:2014/03/15(土) 10:11:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20140314-OYT8T01274.htm
渋滞、深刻化懸念 釜石イオン開業





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釜石市内の国道283号。夕方には遠野市方面に向かう車で渋滞する(13日午後5時30分、釜石市で)=菅原智撮影

 沿岸最大級のショッピングセンター(SC)「イオンタウン釜石」(釜石市港町)が14日開業した。被災した市中心部の商店街や飲食店街の活性化を図ろうと、釜石市が誘致したもので、復興のけん引役として期待される。一方、市中心部の交通渋滞が深刻化するとみられることから、市は渋滞対策本部を設置し、マイカー通勤者の乗り合いや時差出勤を呼びかけるなど、対応の検討に乗り出した。(松本健太朗、菅原智)




 市は2011年10月、イオン側に出店を打診。翌11月には、新日鉄住金に釜石製鉄所構内の用地提供を申し入れた。国道283号と45号、市役所とJR釜石駅付近を結ぶ県道釜石港線に囲まれた場所で工業専用地域のため、建築基準法で建物の用途が制限されていたが、12年8月には商業施設の建設を可能にする特区申請が復興庁に認められた。

 両国道では朝夕の通勤、通学時間帯、JR釜石駅周辺を中心に渋滞が起きる。2月中旬の大雪では車が集中し大渋滞となった。県交通釜石営業所の担当者は市中心部の混雑について、「朝夕、バスは場所によって最大約30分遅れる。2月の時は遅れが2〜3時間になった」と話す。

 同SCは半径40キロを商圏とし、陸前高田市や遠野市からの来客も見込む。市や同SCは、市中心部の交通量は平日で約2割、休日で約3割増えると予測。ピークは平日が午後5時頃、休日が同3時頃とみている。

 来年度以降は復興工事がさらに本格化、工事車両も増えるとみられる。「ダイヤの調整などを検討するが、さらに遅れると思うと不安だ」と県交通の担当者。同市のタクシー運転手男性(57)も「仮設住宅に住む高齢者は買い物や病院に行くのに使ってくれるが、渋滞で料金が上がり、負担が増えるのでは」と心配する。

 市渋滞対策本部(本部長・若崎正光副市長)は7日に設置された。市民らに鉄道やバス、自転車の利用を促すほか、防災行政無線を使って渋滞情報を迅速に提供することも考えている。

 市防災会議は2月の専門部会で、大津波警報か津波警報が出た際、市内を走行中の自動車の運転手らは原則として徒歩で逃げることなどを避難指針案としてまとめた。同SC開業で交通量が増えることを想定し、対応を急いだ経緯がある。

 若崎副市長は、「幹線道路がマヒすれば、商品の運搬が遅れ、復興工事車両が足止めされるなどして商業や復興に悪影響が出かねない。東北横断自動車道や三陸沿岸道路が完成するまで根本的な解決はできない。ソフト対策で乗り切る」と話している。

 ◇「にぎやかな街再生を」「なじみの店へ影響心配」

   買い物客、期待も不安も

「街がにぎやかになれば」「地元のお店への影響が心配……」。イオンタウン釜石の開業を受けて、買い物客からは期待や不安の声が聞かれた。

 震災で自宅が半壊となった釜石市大渡町、無職新田ヤエコさん(81)は期待を寄せる。「市内の人通りも減って寂しかった。イオンが開店したことで、再びにぎやかな街に戻ってくれたらうれしい」

 遠野市上組町、自営業菊池誠さん(52)は、「遠野にはお店が少ないので、いつも北上や盛岡まで買い物に行っていたが、これからは釜石に来ます」と言い切る。「大船渡や宮古など、沿岸部で暮らす人も買い物が楽になると思う」と話した。

 「若い人向けのお店もたくさんあるので楽しく買い物ができる」と話すのは、釜石市平田、パート従業員高橋香織さん(30)。午後9時まで開店していることから、「仕事が終わってからも来られるので便利です」と笑顔だった。

 同市嬉石町、無職岡島隆さん(80)は、地元の商店などへの影響が気がかりだ。「50年近く付き合いのあるなじみの店も被災して仮設店舗で営業している。イオンが開店したことで影響がないか心配」と述べた。

(2014年3月15日 読売新聞)


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