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商業・流通

2214荷主研究者:2013/05/29(水) 22:41:53

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130429/CK2013042902000082.html
2013年4月29日 中日新聞
集客上々 開業半月のマークイズ静岡

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◆迎え撃つ市街地大型店 相乗効果に高まる期待

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市内最大級の複合型商業施設「マークイズ静岡」(右手前)。中心市街地(写真奥)との連携が市街地発展の鍵となる=静岡市葵区で

 静岡市葵区のJR東静岡駅前に開業して間もない複合型商業施設「マークイズ静岡」が、初めての大型連休を迎えた。「広域から静岡に人を呼び込む」という狙い通り、駐車場には富士山や沼津、浜松ナンバーの車が目立つ。一方、市中心部の既存店でも来客の落ち込みはないといい、連休に合わせたキャンペーンで東静岡地区との相乗効果を狙う。

 施設の運営会社によると、十一日のプレオープンから四日間の来場者は十五万人強。渋滞対策も功を奏し、目立った交通の混乱もなかった。最寄り駅の静岡鉄道柚木駅の利用者数は、従来の四倍近くに。同社の担当者は「想像よりも幅広い年齢層、地域のお客さまに来ていただいた。ランドマークとして、静岡市に人を呼び込む役目を果たせている」と胸を張る。

 「市街地の大型七店舗を合わせれば、テナント数は七百〜八百。どこにも負けない最大のショッピングモールだ」。マークイズ静岡に対抗する静岡伊勢丹(葵区呉服町)の担当者は集客力に自信を見せる。

 伊勢丹や松坂屋静岡店(御幸町)、新静岡セノバ(鷹匠)など、市街地の大型七店舗は「しずおか“おまち”モール」と銘打ち、二十七日から各店を巡るスタンプラリーなどを開催。店を結ぶ無料シャトルバスの運行や駐車場の共通化など、各店を巡りながら買い物を楽しめる仕組みを整えた。

 セノバを運営する静岡鉄道の酒井公夫社長は「この二週間で静岡市全体の買い物客が増えた」と指摘。マークイズ開業後も、市街地の大型店の来客数は減っていない。「半年ほどすれば、マークイズの運営側も落ち着くと思う。そこから連携の方法を考えていきたい」と先を見据える。

 一方、市街地にある呉服町名店街ではマークイズの開業を受け、雑貨店や書店が移転したり、規模を縮小したりした。全国的にも珍しく活気のある商店街だが、川辺哲理事長は「商店街の本来の魅力を磨くことが大事。にぎやかで温かい雰囲気を崩さないよう、店の誘致を積極的に進めている」と空き店舗対策の重要性を訴える。

 マークイズ開業後に、各店舗の集客に大きな変化はなく「想像よりも静かな幕開けだった」と振り返る。田辺信宏市長は「静岡全体が連携し、広い地域から人を集められれば、このまちはもっと発展できる」と期待している。

(石原猛)

◆協調と競争が重要 専門家

 「広域の地域間競争が激しくなっている。商業者同士の協調と競争が重要だ」

 静岡経済研究所(静岡市葵区)の中嶋寿志専務理事は中心部の大型店と商店街、東静岡地区が連携し、集客を目指すことが必要だと説く。

 県内では一月、東部唯一の百貨店だった西武沼津店が閉鎖。浜松駅周辺でも空き店舗の増加に歯止めが掛からない。首都圏や中京圏に買い物客が流れる中、東静岡地区と静岡市中心部を合わせた商圏が発展することは、県内経済にとってプラスになるとみる。

 中嶋専務理事は「人を集める」という観点から、商業と観光の連携の可能性も指摘。「東静岡を拠点に日本平や清水で観光を楽しみ、市街地でも買い物を楽しむような観光客の流れも考えられる。回遊性を高めることが必要だ」と強調する。


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