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商業・流通

2065チバQ:2013/01/06(日) 19:47:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000521-san-bus_all
変貌する巨大都市・梅田 関西経済再浮揚の起爆剤、高まる期待
産経新聞 1月6日(日)13時0分配信

JR大阪駅北側で開発が進む再開発地区「うめきた」。中央が2期開発区域(梅田貨物駅)=平成24年12月12日、大阪市北区(本社ヘリから 門井聡撮影)(写真:産経新聞)

 平成25年春。大阪が大きな変貌(へんぼう)を遂げる。“最後の一等地”とされるJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた(梅田北ヤード)」の先行開発区域が4月下旬に街開きを迎えるためだ。経済効果は年間約1500億円。昨年11月に全面開業した阪急百貨店梅田本店などとともに、大阪キタが集客の核として存在感を増しており、関西経済再浮揚の起爆剤となりつつある。

 JR大阪駅北側では、道行く人々が一様に南北にそびえる4棟の高層ビルの威容を仰ぎ見る。三菱地所や阪急電鉄など12社が整備を進める、うめきたの先行開発区域「グランフロント大阪」。街開きを前に、すでに新たなランドマークとして定着しつつある。

 4棟はJR大阪駅に近い方からA、B、Cの3ブロックに分かれる。A、Bブロックに入る商業施設「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」は店舗面積約4万4千平方メートルで、駅に直結する施設では国内最大級。飲食やファッションなど266店舗は“くつろげる空間”を重視する。

 グランフロント大阪の中核施設は、Bブロックに入る産学連携拠点「ナレッジキャピタル」だ。KDDIや大阪大など49社・団体の入居が決まっており、一般の人との先端技術の交流を図る。近畿大学が世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロが手軽に味わえる料理店は早くも話題となっている。このほか、オフィスはA、Bブロックに入居。また、来夏にはBブロックに英国系高級ホテル「インターコンチネンタルホテル大阪」が開業し、Cブロックには1億円を超える物件も有する高級マンションが入る。

 街開きに向け、準備が進むグランフロント大阪。民間シンクタンクのりそな総合研究所はオープン後の経済効果を少なくとも年間1千億〜1500億円と見込む。荒木秀之主席研究員は「都心で買い物をしたことがないような層など新たな需要の取り込みが重要」とした上で、「大きな力を秘めている」と分析する。

 大阪キタでは昨年11月に阪急百貨店梅田本店が全面開業するなど、商業施設の集積が進む。JR西日本によると、昨年10月31日〜11月12日に大阪駅を利用した関西圏の乗客は前年比7%増。阪急電鉄でも同10月24日〜11月18日の梅田駅の利用が5%弱増えた。グランフロントがオープンすれば、「“大梅田”に広域から多くの人が来るだろう」(角和夫社長)と期待は高まるばかりだ。

 一方、キタ、ミナミに続く“第3のエリア”として脚光を浴びる天王寺・阿倍野地区では、近畿日本鉄道が来春の開業を目指し、日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」の内部工事が本格化する。6月には近鉄百貨店が先行開業するほか、一昨年には商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」が登場、新たなにぎわいが生まれている。ミナミでは、南海電鉄による再開発が最終段階を迎えつつある。昨年4月に大阪の人気ライブハウスを誘致。31年には本社が入る南海会館ビルを地上29階建ての高層複合商業ビルに建て替える計画だ。

 こうした中、うめきたに残る2期開発区域の計画も議論されている。広く緑化する方針で、完成は13年後の38年ごろをめどとしている。新大阪駅や関西国際空港に直結する新駅も設置する。グランフロント大阪との相乗効果が生まれ、“関西の玄関口”の地位を確固たるもにするのは間違いない。

 関西経済は長く低迷している。東京への一極集中や生産拠点の海外移転、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少…。電力不足も追い打ちをかけているが、ある業界関係者はこう言って目を細める。

 「うめきたを中心とするキタが大阪、関西を引っ張る。それが日本経済が上昇するための原動力となるかもしれない」(中村智隆)


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