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商業・流通

2034チバQ:2012/11/20(火) 21:36:39
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121120/kmt12112002130000-n1.htm
熊本、鹿児島で進む商業施設強化 街の魅力をアップ
2012.11.20 02:13
 ■「福岡一極集中」防げ

 福岡市内に百貨店やファストファッションなどの商業施設が次々と進出して盛り上がる中、熊本や鹿児島市内などの拠点都市で地元百貨店をはじめとする商業施設の改装や新設の動きが出始めている。九州新幹線の全線開業で利便性が高まる一方、より大きな都市へと消費者が集中する「ストロー現象」が進む懸念があり、熊本、鹿児島などの商業施設は今後も継続的な投資と街の魅力アップが不可欠となる。(小路克明)

                   ◇

 今月7日、熊本を代表する鶴屋百貨店は、東館の1階と地下1階の計約2800平方メートルを新装開店した。1階は人が集まる「街の公園」をイメージし、熊本初出店の「ユナイテッド アローズ」などのカジュアル衣料や、カフェと書店の複合店舗「ビブリオテーク」などを配置。地下1階は女性をメーンターゲットに、アクセサリーや雑貨店を集めた。初年度の売り上げ目標は2フロアで計30億円とする。

 鶴屋は今春に策定した中期経営計画で、26年春までに本館を含めた全館の改装を発表している。来年3月には、東館の1階、地下1階に続く第2弾として同館6階に生活雑貨大手の東急ハンズ(東京)が出店し、新たなイメージを打ち出していく。

 鶴屋百貨店の広報担当者は「東館はこれまで取り込めていなかった客層をターゲットに、改装していきたい」としている。

 熊本市では九州産業交通グループが、交通センターのある市中心部の桜町地区約2万8千平方メートルで、総事業費500億円をかけた大規模再開発事業を開始する。もともと平成23年3月の九州新幹線全線開業に合わせた構想で、リーマンショックなどで大幅に遅れていた大型プロジェクトだが、25年に都市計画決定、27年に着工、30年に完成する見通しとなった。

 再開発事業では、延べ床面積5万平方メートルの中核商業施設を建設する。市が計画するコンベンション施設(3千人収容)や、熊本城が眺望できるホテルとマンションも計画している。

 熊本をはじめとする新幹線沿線では地域の消費者が福岡に吸い上げられる「ストロー現象」への危機感があった。

 沿線に位置する百貨店からは「商業施設があれだけ集積した福岡と近くなる影響は限りなく大きい」との声も漏れるが、開業から1年8カ月が経過したこれまで、ストロー現象は目に見える形では発生していない。日本百貨店協会がまとめた23年の九州・沖縄の百貨店売上高をみても、福岡を除く九州・沖縄の既存店の売上高減少率は1・4%にとどまる。

 鶴屋の広報担当者は「新幹線により、将来的に生活圏が拡大することは十分あり得る」と話しており、店舗の強化で地元の顧客をつなぎ止めたい考えだ。

 一方、平成28年度までの株式上場を掲げるJR九州は、新幹線効果を自社の商業施設に直結させ、経営基盤の強化を目指す。

 新幹線開業に合わせたJR博多シティに続き、鹿児島中央駅の駅ビル、アミュプラザ鹿児島(営業面積約3万3千平方メートル)の別館を25年春に着工。営業面積5200平方メートルで26年秋にオープンする。鹿児島中央駅周辺を、天文館と並ぶ鹿児島の買い物スポットにしようという狙いだ。

 JRグループの鹿児島ターミナルビルは「陸の玄関口、駅周辺の魅力を高めていきたい」としている。


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