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商業・流通

1758荷主研究者:2012/04/08(日) 16:13:30

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/286109
2012年2月8日 00:31 西日本新聞
福岡・天神の専門店ビル、大幅改装 新たな客層開拓へ

今春リニューアルする専門店ビルのヴィオロ。競争激化の中で、既存の専門店ビルは守りから攻めに出ようとしている

 福岡市・天神のイムズとヴィオロ、天神ビブレの専門店ビルが今春、大幅な改装を実施する。同市では、昨年3月に開業した博多駅ビル「JR博多シティ」などの影響もあり、既存店は百貨店同様に専門店ビルも売り上げが減少。従来にない分野のテナント誘致や男性向けの売り場拡大で、新規客の獲得につなげる狙いだ。

 イムズは4月にかけて、約130店のうち20店を順次入れ替える。九州初の女性靴専門店「ピシェ アバハウス」を導入。今月撤退する生活雑貨大手ロフトの跡には、従来はなかったゴルフや自転車など屋外スポーツ関連の店舗を入れて新たな客層を掘り起こす。

 イムズの売上高は、博多シティの開業後、前年同月比7−8%減が続くという。平瀬豪宏常務は「万人受けではなく、見る人が見ればわかる“個性”あるテナントをそろえる。大きな改装は固定客が離れる懸念もあるが、現状維持では取り残される」と強い危機感を示した。

 高級志向のヴィオロも3月3日、全56店のうち2割近い9店を入れ替える。2006年開業以来、初めての本格的改装は、セレクトショップの「シップス」の売り場面積を3倍に、「アメリカンラグシー」も1・5倍に拡大し、ともに男性向けの売り場を新設・強化する。

 ヴィオロの工藤寿哉オペレーションセンター長は「衣料テナントの半分は博多シティにも出店し、影響が大きかった。改装で、これまで弱かった高級志向の男性客も取り込みたい」と話す。改装後の12年度の売上高は、前年度比10%増の約50億円を見込む。

 両店に加え、天神ビブレも3月に大幅な改装を予定する。しかし、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通は広域集客につながらず、福岡都市圏で顧客を奪い合う状況になっている。天神の流通関係者は「店舗が過剰ぎみの今、話題性がある有名店が入れなければ、改装の効果は続かない。専門店ビルも、増加している中国からの富裕層の観光客をどう引き込むかといった対策を考える必要がある」としている。

=2012/02/08付 西日本新聞朝刊=


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