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商業・流通

1563チバQ:2011/10/29(土) 19:43:10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110110026.html
'11/10/11
転機迎えた「映画の八丁堀」シェアする5

 広島市中区の八丁堀地区で、映画館が相次ぎ閉館している。かつて多くの映画館が集まっていた同市中心部。今ではスクリーン数で郊外のシネコンが主流だ。一方、江戸時代の芝居小屋をイメージした映画館「八丁座」のオープンで、新しい人の流れが生まれた例もある。デジタル化に伴う設備投資が課題になる中、映画館に企画力と地域密着の取り組みが求められている。

 8月末、八丁堀地区では最後の老舗だった「広島宝塚」が閉館した。現在、営業しているのは昨年11月に開設した「八丁座」と系列の3館、計6スクリーンだけ。シネコンは1997年、広島市南区の大型店に進出した。今では同市と隣接する広島県府中町で興行する計45スクリーンのうち、シネコンは35スクリーンを占める。

 広島市は映画観賞の面では恵まれた環境にある。全国の上映状況を調査しているコミュニティシネマセンター(東京)の調べでは、2009年に封切られた新作の邦・洋画719本のうち広島市では52%が上映され、全国平均の44%を上回る。

 今、映画界最大の潮流はデジタル化だ。デジタルカメラで撮影して映写機に配信すればフィルムは要らない。配給会社は焼き増し代や倉庫の保管経費、映画館への送料などが削減できるという。

 しかし、1台1千万円のデジタル映写機の導入は小規模館にとっては頭が痛い。2年後には映画をすべてデジタルで作る方針の大手映画会社もあり、対応できなければ新作が上映できなくなる。

 広島市中区の福屋八丁堀本店8階に、八丁座がオープンして来月で1年。当時、ダマー映画祭のメーン会場になり、近くの金座街商店街に敷いたレッドカーペットの上を女優の成海璃子さんたちが歩くなど、にぎわった。八丁座の観客が福屋で買い物や食事をする流れも生まれているという。

 同映画館を経営する「序破急」の蔵本順子社長(60)は「地元を元気にしようと八丁座を造った。デジタル化でうちも1、2年で大きな転換期を迎えるだろうが、八丁堀にある系列館やショッピングモール、飲食店と力を合わせて『まち中型シネコン』のイメージでやりたい」と話す。

 まちの個性や魅力を高めるため、映画館が「にぎわいの核」になることが存続のために必要だろう。商店街などと連携し、新しい風を起こしてほしい。


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