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商業・流通

1280チバQ:2011/02/25(金) 23:40:39
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001102240001
商都復活期待の矢先 八王子そごう閉店へ
2011年02月24日


2012年1月末での閉店が決まったそごう八王子店=八王子市旭町

 多摩最大の人口を誇る八王子の「顔」がまた一つ姿を消す――。JR八王子駅北口にある「そごう八王子店」が、来年1月末で閉店することが決まった。立川駅前など近隣の商業地との競合で赤字が続いていたことが理由。駅前に再開発ビルが完成し、商都復活に盛り上がりを見せていた矢先だっただけに地元には落胆の声が広がった。(波戸健一)


 「マーケットの急激な変化に伴う逆風は余りに強く、将来の可能性を見いだせず、営業終了の決断にいたりました」。来年1月末の閉店が明らかになった23日、店内に貼られた「お知らせ」の前には、多くの買い物客らが足を止めていた。


 同店は1983年11月に開店。八王子駅と直結する「郊外型デパート」として地域に根付き、ピークの91年度には売上高が492億円に上った。


 八王子駅周辺では他の大手百貨店が次々と撤退する中、同店はこれまで3度の改装や増床で売り場面積を広げながら、「最後のとりで」を守ってきたが、07年からは赤字が3年続いていた。06年に269億円だった売上高は、10年度には222億円まで減少する見込みとなり、「グループ全体に与える影響も考えて、断腸の思い」(同店関係者)で閉店を決めたという。


 背景には周辺地域との競争激化がある。3駅離れた立川駅前の商業集積が進み、八王子市内にも郊外型の大型ショッピングモールが進出した。08年には「おしゃれな上質都市型百貨店」を掲げ、約30億円をかけて初の全館リニューアルを実施し、婦人ブランドの強化を打ち出したが、客の流れを取り戻せなかった。


 同店では、従業員318人のうち正社員の137人は配置転換するが、パートの181人は雇用契約を打ち切る方針。建物を所有するJRグループは、閉店後の利用について「まったくの未定」としている。


 同駅周辺は過去30年間で大手百貨店の撤退が相次ぎ、今回のそごうの撤退で大きな商業拠点を失うことになる。


 友人と買い物に訪れた同市内の主婦(68)は「駅に来るのはそごうがあるから。待ち合わせも買い物もそごうなので、無くなっては困る」と渋い顔。八王子市の黒須隆一市長は、閉店について「残念」としながら、「今後は社会情勢にあった商業施設を誘致し、中心市街地の活性化につなげていきたい」とコメントを出した。


 JR八王子駅南口には昨年末、多摩地域で最高層の再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」がオープンしたばかり。そごうも会員である八王子駅北口商店会の味岡隆士会長は「今朝までまったく知らず、本当に驚いた。南口も盛り上がって、さあこれからという時。商店街のメーンがなくなるので影響は大きいです」と残念がった。


 跡地はどうなるのか? 専門家らは「時代のニーズに合った施設を」と指摘する。帝国データバンク東京西支店の小俣直哉さん(32)は「従来の駅前の百貨店というビジネスモデルにも限界があり、消費者の生活スタイルの変化に対応できなくなっている」と分析。中央大の細野助博教授(都市政策論)は「低価格のファストファッションの店舗を入れるなど、もっと若者の目を引く工夫が必要」と話す。


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