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商業・流通

1279チバQ:2011/02/25(金) 00:04:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20110223-OYT8T01074.htm
八王子の顔 閉店に衝撃 そごう来年1月末




市長ら「理解できぬ」「寝耳に水」


閉店が決まったJR八王子駅ビル内の「そごう八王子店」 親会社の方針で来年1月31日の閉店が決まった「そごう八王子店」。八王子市の玄関口・JR八王子駅ビルの核店舗として街の顔になってきただけに、地元関係者は23日の突然の発表に大きな衝撃を受けた。駅ビルの後継テナントはまったく白紙の状態。そごうを基本に中心市街地の活性化を検討してきた市は、戦略の練り直しを迫られる。

 同店を運営する「そごう・西武」が閉店を決めたのは、23日午前の取締役会。同社によると、立川駅前の商業施設の充実などから、赤字構造からの脱却は困難と判断したという。2011年2月期の売上高は222億円と、ピーク時(1992年2月期)の半分以下の見通し。

 市には同日午後1時半、同社の幹部が来訪した。黒須隆一市長は「市は南口を再開発し、今年からは北口の整備も始まる。撤退は理解できない」と訴えた。しかし、幹部は「親会社(セブン&アイ・ホールディングス)の方針。黒字に転換する見通しが立たず、株主を納得させられない」と理解を求め、「家主であるJRと協力し、八王子のためになる展開を考えていきたい」と話した。会談時間は約20分だった。

 JR八王子駅ビルを運営する「JR東京西駅ビル開発」(八王子市)には昼前、そごう・西武の山下国夫社長が訪問し、閉店決定に至った経緯を説明した。

 駅ビルの延べ床面積約7万3000平方メートルの3分の2を、そごうが占めている。広報担当者は「家賃の値下げ打診もなく、寝耳に水」と絶句していた。そごう以外のレストランや楽器店、書店などからなる「八王子ナウ」は、今後も通常通り営業する。

 八王子商工会議所の田辺隆一郎会頭は「百貨店と地域との協力関係が出来ていたのに残念。駅ビルは、八王子市の顔。核施設がなくなり、これからのまちづくりへの影響は非常に大きい」とショックを隠せない。

 近くの飲食店経営、合田真智子さん(64)は、「そごうは立地が良く、待ち合わせ場所でもあった。八王子駅のシンボルがなくなるのは寂しい」と話す。一方、「百貨店は高いので、買い物にはほとんど行きません」と話す女子高校生(17)も。

 JR八王子駅前では、伊勢丹、大丸、西武といった街の顔となってきた百貨店が1970年代以降、次々に撤退していった。1983年にオープンしたそごう八王子店は唯一残った百貨店だった。

 市によると、駅前に広がる中心市街地(約115ヘクタール)の年間小売業販売額は1997年度の1620億円から一貫して減り続け、07年度には1187億円余りまで落ち込んでいる。

 国の商業統計調査によると、八王子市内の小売業の年間商品販売額は2007年が約5686億円と3年前に比べ72億円減。一方、立川市は40億円増の約2952億円だった。

 信用調査会社「帝国データバンク」東京西支店は「商業集積が進む立川に八王子が押されていることのあらわれ。郊外型ショッピングセンター(SC)などとの競合でも、若い世代を中心にそごうの集客力は年々低下していた」と分析する。

 八王子駅の南口には、家電量販店を核にしたビル「セレオ」とマンションが昨年11月に再開発で完成したばかり。市では、国の中心市街地活性化法に基づいた基本計画を策定中で、3月にも国に提出する準備を進めていた。「計画案は、そごうありきで組み立てられている。今回の事態を予期しておらず、練り直すしかない」と担当者。

 そごう・西武の広報室によると、同店には318人の従業員がいるが、社員137人は他店舗へ配属し、パート社員は再雇用しないという。

(2011年2月24日 読売新聞)


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