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商業・流通

1264チバQ:2011/02/07(月) 00:18:07
http://www.asahi.com/shopping/news/TKY201102050137.html
アウトレットモール多すぎ? 生き残りへ頼みは中国人客2011年2月6日15時6分

.バーゲン期間中の御殿場プレミアム・アウトレットは大勢の人でにぎわっていた=静岡県御殿場市

 消費者の低価格志向を追い風に拡大してきたアウトレットモール。業界内では今、国内の施設数が飽和に近づきつつあるとの見方が出ている。そこで頼みにするのが中国人客。誘致策を練るほか、中国に進出する動きも出始めた。

 静岡県御殿場市の「御殿場プレミアム・アウトレット」。1月下旬の日曜日に訪れると、大勢の買い物客でにぎわっていた。雑貨品など200以上の店がある。2000年夏の開業以来、2度の売り場面積の増床を重ね、その面積は倍増した。運営会社の広報担当の角田智恵美さんは「国内マーケット自体がゆるやかに縮小する中、中国などからの観光客をいかに呼び込むかがカギを握る」と話す。

 今は中国の春節にあたり、中国人観光客も多い。高額商品をまとめ買いする富裕層も珍しくないため、施設側は少しでも多くの客をつかもうと、場内で外国人向けの割引クーポンや来場プレゼント袋を配る。中国語対応スタッフも1人から3人に増員。施設を案内して買い物のサポート役を担っている。敷地内には旧正月を祝う中国語や英語の看板、ポスターも増やした。

 東京・台場の商業施設「ヴィーナスフォート」のアウトレットでも5日、中国語の館内放送が響き渡っていた。あちこちに「免税」「日本製」の文字が踊る。

 93年に日本で最初とされるアウトレットモールが埼玉県ふじみ野市に誕生した。業界では「大都市から車で90分以内の数百万人商圏」が狙いといわれ、郊外や高速道路のインターチェンジ沿いなどで、続々とオープンしてきた。駅前で小規模の「都市型」アウトレットも登場している。全国で約40施設が営業。矢野経済研究所は、10年度の売り上げ規模は6188億円にのぼると推計する。

 だが、「良い土地は限られ、オーバーストアに近づいている」(大手運営会社)。大型ショッピングセンターとの競争も激しく、08年には大阪府貝塚市、09年には千葉県長柄町で、閉鎖に追い込まれた。そこで業界が手を伸ばそうとしているのが、中国からの観光客というわけだ。

 中国人をターゲットにした施設建設の動きもある。三菱地所グループは、成田空港近くに13年春の開業を予定している。成田空港からは車で15分程度。「これからも増え続けると予想される中国人観光客を逃す手はない」(運営会社のチェルシー・ジャパン)という。

 さらに三井不動産は今夏、海外では初となるアウトレットモールを中国浙江省寧波市に出店する。

 30年前から三井が全国で展開している大型商業施設「ららぽーと」や、国内のアウトレットで培った運営ノウハウを生かす。商業施設本部長の飯沼喜章常務は「国内では一服感があるが、中国市場は未開拓。我々の経験を試してみたい」と話している。成功すれば、他社でもアウトレットで進出する動きが強まる可能性がある。

    ◇

 〈アウトレットモール〉売れ残ったブランド品などを安く販売する店舗を、一堂に集めた商業施設。1980年代に米国で誕生したといわれる。高級ブランドの衣料品などが安く買えるため人気を集める。三井不動産や三菱地所系のほか、イオンも埼玉県越谷市で今春にも開業。地方では地元資本の施設もある。

 最近では苦境が続く地方のテーマパークからの転身例なども目立つ。三井不動産が「倉敷チボリ公園」(岡山県倉敷市)の跡地で、今年冬に新設予定。集客が見込めるうえ、雇用創出にも期待する。ハウステンボス(長崎県佐世保市)も、アウトレットの誘致を打ち出している。中国や台湾、香港からの買い物客を呼び込みたいという。
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