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商業・流通

1217チバQ:2010/12/26(日) 18:56:36
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/101225/tky1012252119007-n1.htm
【街中の摩擦 2010東京の中国人】(下)真面目な姿 日中の板挟みに (1/3ページ)
2010.12.25 21:16

「日中の懸け橋になりたい」と話す中国人若手起業家の周碧さん=江東区青海 日本で暮らす約80万人の中国人の多くは真面目に働く人々だ。そんな人々にも日中摩擦は影を落としている。


「子供がいじめられ…」

 「中3の長女が、クラスメートに『中国人出ていけ』って言われるんです」

 都内西部の中国語教師の女性(41)は表情を曇らせる。

 女性は10年前、中国から日本へ移り住んだ。当時、中国のメディアは日本人は勤勉で親切で、といいことばかり流していた。自然と日本好きになったそうだ。

 中国での知識を生かして栄養士の補助をするなど真面目に働き、結婚もした。生活が落ち着いた3年前、中国に置いてきた長女を呼び寄せた。

 だが、ほどなく起きた中国製ギョーザ中毒事件で、長女は心ない言葉を投げかけられた。そして今回。「どこの国でも悪い人はいるのに、中国人だと、ことさら悪いと強調されてしまう」

 日本嫌いになった長女は欧米の大学への留学を希望している。女性も中国へ戻るか、長女と一緒に欧米へ行こうかと考えている。

 「日本人は尖閣問題を私たちに投げかけるけれど、国同士の争いについて、私たちは何もできないんです。それは日本人も同じでしょう。それより、身近な人を互いに思いやることが大事ではないでしょうか」


「あいつは売国奴」

 『池袋チャイナタウン』などの著書がある筑波大学大学院の山下清海教授(日本華僑華人学会会長)によると、アメリカへ出て行くステップの場として来日する中国人も少なくないという。

 しかし、多くは日本の良さを知り、好きになる。「好きな日本と中国の関係が悪化し、一番心を痛めているのは日本に住む中国人」と指摘する。

 また、日本に留学や移住し、帰国して日本の優れている点を話すと「あいつは売国奴だ」と陰口をたたかれ、くやしい思いをする中国人もいる。

 山下教授は「日本が好きなゆえに板挟みになり、苦しんでいる在日中国人がいることも知ってほしい」と話す。

 一方で、日本人の中国人に対する偏見は根強い。

 山下教授によると、日本人が中国人に良い印象を持たなくなったのは1980年代の終わり頃。就学ビザで来日した「第1世代」の一部が不法就労など犯罪を重ね、中国人のイメージとして定着した。

 インテリ層の流入でその印象は少しずつ変わってきているとはいえ、相変わらず「中国人の声は大きい」「無愛想」といった文化の違いや成熟度の差からの偏見は消えず、苦しむ在日中国人は少なくない。


日中の懸け橋に

 日本企業が中国の消費者に向けて直接販売できるインターネットショッピングサイトを運営する「ジェーシーヒア」社長の周(しゅう)碧(へき)さん(43)は「日本と中国の懸け橋になりたい」と日々奮闘する。

 サイトでは、家電や美容関連用品など中国人に人気の日本商品のほか、日本の伝統製品である南部鉄瓶なども紹介。収益拡大の一方で、日本文化普及の役割も担っている。

 周さんは上海の大学を卒業後、日本の大学院に進み博士号をとった。流(りゅう)暢(ちょう)な日本語を話し、知識も豊富だ。周さんのような若いインテリ層の中国人起業家が近年、目立っている。

 「日本人は礼儀正しく、けんかをすることもなく、サービスも優れている。そんな日本が大好きです」

                  ◇ 

 この企画は、清水麻子、土樋靖人、慶田久幸が担当しました。


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