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商業・流通

1204チバQ:2010/12/23(木) 13:22:38
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20101223/CK2010122302000101.html?ref=rank
「買い物難民」が自衛策 出張販売の業者誘致
2010年12月23日

「買い物難民」脱却に向け誘致された出張販売のトラックで、品定めをする住民ら=春日井市東山町の団地「桃花園」で


◆春日井の団地「桃花園」、スタート2カ月で客足の維持課題に
 近所のスーパーや商店が軒並み撤退し、買い物のための交通手段にも乏しい春日井市東山町の団地「桃花園」の住民が生活防衛に立ち上がった。トラックによる出張販売の誘致だ。スタートから2カ月を経て「買い物が本当に楽になった」と住民ら。各地で団地住民の高齢化が進み「買い物難民」が増えつつある中、1つのモデルケースといえる。

 トラックは、岐阜県中津川市の農業生産法人「めぐりーん」が運行する。めぐりーんは同市や春日井市に生産・販売拠点があり、出張販売は岐阜東濃地方で今夏に始めた。

 これを知った桃花園地区社会福祉協議会がめぐりーんと交渉。10月から毎週火曜の午前9時半、野菜や果物、菓子、花など40品目を積んだ3トントラックが桃花園中心部の広場にやって来る。

 桃花園は入居開始から40年近く経た現在、885世帯・2200人余の住民の33%が65歳以上。高齢化率は全国平均より10ポイントほど高い。

 団地内のスーパーは15年ほど前に撤退し、昨年末には個人商店や郵便局も営業をやめ、コンビニも今春に姿を消した。一番近い食料品店は歩いて20〜30分。路線バスも昼間は1時間に1本程度しかない。住民の中には「まるで陸の孤島」と嘆く人もいる。

 こうした中で始まった出張販売は住民らに好評で毎回30人程度が利用する。めぐりーん販売部門責任者の原正利さん(43)は「往復2時間の出張でガソリン代がかかり、もうけはない。住民に喜んでもらえているから頑張っているけれど」と打ち明ける。

 地区社協の川原利栄会長(71)は「物珍しさがなくなった後も客足を維持できなければ存続はない」と課題を見据える。 (谷知佳)

 買い物難民(買い物弱者) 地域の商店や交通機関の衰退で、買い物に困るようになった団地や過疎地の高齢者をいう。経済産業省の2005年の推計では全国に600万人ほど。同省が12月10日に発表した「買い物弱者応援マニュアル」は▽身近な場所に店をつくる▽家まで商品を届ける−などの指針を示し、全国各地の生協やスーパー、商店街などの先進事例を紹介した。県内でも名古屋、岡崎市で支援事例はあるが、業者の収益の確保が課題となっている。


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