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商業・流通

1184チバQ:2010/11/28(日) 21:03:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20101128-OYT8T00007.htm
映画館競争に拍車
東根に新館最上地方の顧客狙う

 8スクリーンを備えた映画館「フォーラム東根」が今月19日、東根市にオープンし、県内の映画館勢力図が変化する様相を見せている。本県は人口当たりのスクリーン数が全国に比べて多く、競争に拍車がかかるのは必至。同館を運営する「フォーラムネットワーク」(山形市)は、「映画館空白地帯だった最上地方からの集客で映画文化の振興につなげたい」とする一方、県内で最も動員力のある「ムービーオンやまがた」を運営する「ムービーオン」(同)は、足元の集客力アップで迎え撃つ構えだ。(吉岡みゆき)

 山形市内には現在、フォーラムネットワークの「フォーラム山形」と「ソラリス」、2008年にムービーオンが開設した「ムービーオンやまがた」と、3つの映画館に計21スクリーンがひしめく。市内の人口10万人当たりのスクリーン数は8・2で、全国平均の2・7(09年末現在)を大きく上回る激戦地だ。

 県内の他地域をみると、置賜地方は、「ワーナー・マイカル・シネマズ米沢」(米沢市)、庄内地方には「イオンシネマ三川」(三川町)と、今年オープンした「鶴岡まちなかキネマ」(鶴岡市)が存在。今回の「フォーラム東根」を含めると県内のスクリーン数は計47となり、県内の人口10万人当たりのスクリーン数は約4となる。

 「フォーラム」と「ソラリス」の入場者数は、3年前は約55万人だったが、「ムービーオン山形」のオープンなどで、昨年は約36万人まで減少。商業戦略と同時に映画文化の振興を掲げるフォーラムネットワークの長沢裕二代表は、「東根のオープンにかける思いは強い。新たな客層の開拓で、山形市内でしか上映していないアート系映画も見に来てもらえるようになればうれしい」と話す。

 東根を選んだ理由は、「最上地方から30〜40分圏内にあり、天童、北村山、西村山地区もカバーできる好立地」とする。現在、最上地方からは三川町まで出かけて映画を見る人が多く、東根に流れる可能性は高い。

 同社は09年末、映画館空白地帯だった栃木県那須塩原市に9スクリーンの映画館をオープンし、目標を上回る30万人を動員する見込み。長沢代表は東根で初年度24万人、3年目で30万人とする観客数の目標にも自信をのそかぜる。

 一方、ムービーオンの吉村和文社長は、「県興行生活衛生同業組合の理事長という立場からすると、観客に映画を受け渡す場所が増えるのはいいこと」と前置きした上で、対決色を鮮明にする。「山形以北からムービーオンに来る観客は2割。たとえそれが取られても、その分は山形市内やその周辺で新たに生み出す。東根からも、子供会や老人会単位で山形に集客していく」と一歩も譲らない構えだ。

 ムービーオンは盛岡市へも出店計画中で、同市内ですでに映画館を営むフォーラムネットワークと、東北全域を見据えた集客競争に拍車がかかりそうだ。

(2010年11月28日 読売新聞)


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