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商業・流通

1166荷主研究者:2010/11/08(月) 23:04:35

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20101027301.htm
2010年10月27日02時50分 北國新聞
家電激戦地に巨艦店 野々市の国道8号沿い

 石川県野々市町の国道8号沿いで家電量販店の販売合戦が激化する。11月3日、同町御経塚4丁目に県内最大のケーズデンキ金沢本店が開業。周辺は複数のライバル店が立地する家電激戦地で、100満ボルト金沢本店は売り場の大型改装で対抗する。家電エコポイントの点数が半減する12月を前に、店頭では薄型テレビを買い求める“駆け込み客” が急増中で、新たな巨艦店の出現で顧客争奪戦に拍車が掛かりそうだ。

 「一時的にケーズに客足が流れるのは想定しているが、改装効果で盛り返せる」。100満ボルト金沢本店の高嶋広成店長は顧客争奪に自信を見せる。

 同店は26日から開店20周年を記念した改装を実施し、30日に新装オープンする。フロアに実演販売のスペースを設け、「製品の良さを実感してもらう売り場づくり」(高嶋店長)を進める。電子レンジや掃除機、洗濯機などの実演を行う予定で、オール電化やリフォーム関連の商材を充実させるという。

 ケーズデンキ金沢本店との直線距離は約1・5キロ。目と鼻の先にライバル店が出現することについて、高嶋店長は「これまでも大手量販が近隣に出店し、1年あまりで撤退したケースもある。慣れというわけではないが、迎え撃つ準備はいつでもできている」と話す。

 「影響は未知数」とするのは、ヤマダ電機テックランド野々市店の担当者。これまで100満ボルト金沢本店と直線距離約800メートルでしのぎを削ってきた経緯があるが、「価格競争ももちろんだが、本やCDといった家電以外の商品ですみ分けを図ることができる」(担当者)とする。

 一方、ケーズデンキ金沢本店の開業を控える北越ケーズ(新潟市)の担当者は、あえて激戦地に進出した理由について「県内で4店舗を展開しているが、北陸最大の金沢商圏は空白地だった。大型店の集積によって、広域から集客できる相乗効果が狙える」と話す。

 同店の店舗面積は県内最大の約8200平方メートル。新潟、長野両県でも「ケーズデンキ」を展開する同社の中で最大級の店舗となる。同社は今後、空白地の富山県も含め北陸で出店攻勢をかける方針だ。

 今月上旬、省エネ家電購入の際に付与される「家電エコポイント」が12月に半減することが決まり、店頭では現行制度の恩恵を受けようと来店者が急増している。来年7月に地デジ完全移行が迫ることから、特にテレビの売れ行きが好調だ。

 100満ボルト金沢本店では、薄型テレビの販売が急増し、今月上旬から売り上げが前年同期の約3倍で推移している。

 23日からはエコポイントの10%相当分を現金還元するなどの「Wキャッシュバックセール」を展開。改装前のセールとの相乗効果で、23、24日の週末は「テレビの売り上げが6倍ほどに伸びた」(高嶋店長)。

 ヤマダ電機テックランド野々市店でもテレビの引き合いが増え、「各売り場からスタッフの応援を呼んで対応している」(担当者)ほどの活況だという。

 ただ、家電量販店の関係者からは「年末商戦を前倒ししているだけ。12月以降に需要が急減するのは確実だ」と、先行きを懸念する声も聞かれる。12月までの短期決戦で、どれだけの売り上げを確保できるかが、激戦地の覇権争いを左右しそうだ。


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