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商業・流通

1057チバQ:2010/07/04(日) 13:42:04
1704 名前:チバQ 投稿日: 2010/07/04(日) 12:23:35
http://osaka.yomiuri.co.jp/depa/de100701a.htm?from=ichioshi
正面こそゴージャスに

当店の達人へ お薦めの品へ
 百貨店の魅力は、日常生活から少し離れた華やかさや高級感だろう。関西の百貨店で、店の入り口のホールや屋上などを使って、こうした非日常性を演出する取り組みが広がっている。ショッピングセンターなどとはひと味違う「百貨店らしさ」へのこだわりがうかがえる。

(井戸田崇志)

香り、音楽で演出

 「良い香りがするね」「きれいな音色だわ」――。4月に改装オープンした大丸京都店(京都市下京区)1階のエントランスホールで、ふっと足を止める買い物客の姿がよく見られる。

 天井までの高さは3メートル40、広々とした約50平方メートルのホールのテーマは季節感だ。立春や小暑など、1年を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)ごとに異なる香りが漂う。京都のお香の老舗が、このホールのために開発した。柱に内蔵した液晶ディスプレーには二十四節気に合わせた映像が映し出される。

 聞こえるのは地元の大学生らが特別に録音したクラリネットやフルートなどの演奏だ。書棚をしつらえ、イスも6脚置いた。京都府宇治市の主婦(49)は「待ち合わせや休憩でよく使います。高級感があるのでワクワクします」と笑顔で話す。

 改装前は、セール品の特設売り場やイベントなどに使うスペースだった。同店営業推進部の岡原良隆さん(35)は「京都らしく上質で洗練された雰囲気になるようデザインした」という。

 高島屋大阪店(大阪市中央区)が3月に増床して完成させたエントランスホールは、約350平方メートルで大きな吹き抜けになっている。ショーウインドー4枚を左右対称に並べ、開放感がある。副店長の高山俊三さん(49)は「店に入った瞬間に『買い物が楽しみ』という気持ちになるよう、日常と切り離された空間を目指した」と話す。

 買い物の合間に休憩できるよう、増床部分のエスカレーター脇には座り心地の良い特注のソファが置かれた。通路の幅も広めで、ゆったりしている。

 いずれの店も広いスペースを特設売り場にせず、空間そのものとして生かしたのが特徴だ。売り上げには直接結びつかなくても、お客を呼び込む重要な手段になるとみているからだ。

屋上庭園で休憩

 一方、「売り場のにぎやかさが特長」とされる阪神梅田本店(大阪市北区)は、店内に休憩スペースを十分に取れなかった。

 そこで2006年、9階に約1500平方メートルの屋上庭園を作った。昼食などの休憩時に周辺のオフィスからサラリーマンやOLらが訪れ、「店とは全く違う雰囲気で息抜きできる」と好評だ。業務部長の村川暢夫さん(47)は「都会のオアシスになっている」と話す。店にとっては、屋上庭園を目当てに訪れた人がついでに買い物をしてくれる利点もあるようだ。


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