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商業・流通

1054荷主研究者:2010/06/26(土) 19:17:26

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100617302.htm
2010年6月17日03時22分 北國新聞
生活雑貨で集客力底上げ 金沢の大型商業施設

 金沢市の大型商業施設が、生活雑貨をてこにした集客力の底上げに動いている。アル・プラザ金沢はグループで全国2店目となる直営雑貨コーナーを開設。百貨店、ファッション専門店でも売り場を拡充する動きが相次ぐ。休日を自宅で過ごす人の「イエナカ」消費を取り込み、衣料の低迷を補うのが狙いで、大型店の「雑貨戦争」が過熱しそうだ。

 アル・プラザ金沢が導入した生活雑貨店は、平和堂(滋賀県彦根市)が直営する「ココロ・プラス」。約100平方メートルの売り場に、化粧品を中心とした約5500点を展開する。

 5月22日の開設以来、平和堂初の輸入柔軟剤や芳香剤が人気という。百貨店で取り扱いのあるブランド品も並ぶ。同館の客層は年配客が中心だが、「10〜30代の若い客層を取り込みたい」(河瀬和彦支配人)とする。

 アル・プラザ金沢では、衣料の売り上げが前年比で約10%減なのに対し、雑貨は約5%減と落ち込みが小さい。河瀬支配人は「衣料品は安価なユニクロなどに流れている。アパレル一辺倒から脱却したい」と語る。

 4月に生活雑貨の直営専門店の展開を始めたイオン(千葉市)は今後、年5〜7店を既存ショッピングセンター内に開業させていく方針。「出店先は未定だが、北陸に展開する可能性はある」(広報)としている。

 生活雑貨が堅調なのは、休日に外出を控え、家の中で過ごす「イエナカ族」が増えていることが背景にある。

 生活に彩りと快適さを求めるニーズが強まり、最近の雑貨売り場では「従来のように大量に仕入れて安く多く売るのではなく、さほど値段にこだわらずに少量多品種で展開する傾向が目立つ」(金沢の大型店関係者)という。

 香林坊109に期間限定で出店した東急ハンズの「トラックマーケット」は今月5日、売り場を従来の1.6倍に拡大。輪島塗など地元伝統工芸品コーナーを設けた。

 ハンズ効果で、館内の滞留時間が延び、衣料品にも波及効果が出ているという。釜田昌樹総支配人は「雑貨は売り場に変化を付けやすいが、狭いと品ぞろえが限定される。常設や出店延長が決まれば、さらに売り場を拡大することも検討したい」とする。

 今春の改装でも、香林坊大和がインテリア、キッチン用品を扱う既存4店を移設、拡大し、金沢フォーラスはスキンケア、入浴剤などを扱う2店をオープンさせた。

 雑貨は単価が安く利幅が小さいが、「衝動買いを期待できる」(釜田総支配人)のが特徴。生活雑貨の集客力を、いかに衣料など他の商品の売り上げ増につなげるかが流通業界の課題となっている。


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