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国際政治・世界事情

7761チバQ:2014/04/04(金) 19:58:01
>>7726-7727
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014040400548
軍閥指導者と組んだ有力候補=民族越えた連携がカギ−アフガン
アフガニスタン大統領選の有力候補ガニ元財務相(前列中央)と副大統領候補の軍閥指導者ドスタム将軍(同左)=2月2日、カブール(AFP=時事) 【ニューデリー時事】「彼は人殺しだ」。アフガニスタン大統領選の有力候補ガニ元財務相は2009年の前回選挙の際、軍閥指導者ドスタム将軍を痛烈に批判した。反対勢力の虐殺など、数々の血なまぐさい疑惑を掛けられるその将軍が今、ガニ氏の副大統領候補になっている。ガニ氏の変節からは、民族と軍閥に分断されたアフガンの現状が垣間見える。
 北部ジョズジャン州シベルガンは別名「ドスタム・タウン」と呼ばれる。町の至るところにドスタム将軍のポスターが張られ、四方を高い壁で囲まれた同氏の豪邸が立つ。
 ドスタム氏は全人口の1割弱を占めるウズベク人で、1990年代の内戦前後から民兵を率いて軍閥を形成。01年に米国がアフガンに侵攻した際には、北部同盟司令官としてタリバン政権打倒に貢献した。残虐さで知られ、人権団体からは過去に大量虐殺を命じた張本人と批判されている。
 一方、最大民族パシュトゥン人で、世界銀行での勤務経験があるガニ氏は前回選挙で惨敗。ドスタム氏の後ろ盾を得た今回は、スマートな官僚のイメージをかなぐり捨て、ひげを伸ばして伝統衣装をまとうなど、民族色を強く打ち出した。
 多民族国家のアフガンでは、パシュトゥン人が4割、残りをタジクやハザラなど少数派が占める。政治評論家ジャビド・コヒスタニ氏は「民族意識が強いアフガンでは、自らの出身民族の支持を固めるとともに、他の民族を束ね、大きな資金力を持つ軍閥指導者を味方に付けることが当選へのカギになる」と指摘する。
 タジク人の母親を持つ有力候補アブドラ元外相が、パシュトゥン人の元武装勢力幹部を副大統領候補に選んだのも、こうした理由からだという。
 ドスタム氏のような黒い過去を持つ人物が表舞台に出ることに批判はある。しかし、コヒスタニ氏は「軍閥が新政権を支持せず、再び武装集団を組織し始めれば、内戦時のような群雄割拠に逆戻りする」と警告する。民族や軍閥の利害が複雑に絡み合うアフガンの安定は極めてもろい。(2014/04/04-14:46)


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