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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

7726チバQ:2014/03/30(日) 12:39:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140329/mds14032909580000-n1.htm
ドスタム副大統領候補 復権なるか、アフガンの「不倒翁」

2014.3.29 09:52 (1/4ページ)

アフガニスタンの副大統領候補として出馬したドスタム氏(左)
アフガニスタンの副大統領候補として出馬したドスタム氏(左)


 暴力と陰謀に彩られたアフガニスタンの現代史。その中で異彩を放ち続ける一人の実力者がいる。ウズベク人の軍閥指導者、ドスタム将軍だ。残虐とも評される勇猛ぶりと、変幻自在の合従連衡術でこの国の激動を生き延びてきた。その不倒翁は今、来月の大統領選で副大統領候補として再び政治の表舞台を目指す。

 ◆握手と寝返り重ね

 北部ジョズジャン州の州都シベルガン。このドスタム氏の本拠地を訪れたのは10年ほど前のことだ。殺風景なほこりっぽい町中で一軒の豪壮な邸宅が周囲を睥睨(へいげい)していた。四囲を高い塀で囲まれ、まるで要塞のようだ。同行のアフガン人の友人がつぶやいた。「ドスタムの屋敷だ」

 北部でのドスタム氏の威勢は当時も今も変わらない。だが、ウズベク系はこの国で人口の10%程度を占めるだけの少数派だ。その一地方指導者が国政で重要な役割を担い続けてきた秘密は類いまれな遊泳術にある。この国では多様な勢力間の離合集散が珍しくないが、ドスタム氏ほど握手と寝返りを繰り返してきた人物は見当たらない。

 1980年代の内戦で民兵団の指導者として頭角を現し、ソ連が支援するナジブラ政権から将軍に任じられた。駐留ソ連軍の撤退でナジブラ政権の先はないと見ると反政府勢力の側に寝返った。政権崩壊後、各勢力間の抗争が激化するが、ここでもドスタム氏は立場をめまぐるしく変える。当初は勇将マスード氏率いるタジク人主体の勢力と手を組んだが、その後、敵対するパシュトゥン人強硬派、ヘクマチアル氏と連携した。しかし、その後、台頭するイスラム原理主義勢力タリバンに対抗するため再びマスード氏との共闘に転じ、タリバン政権打倒に貢献した。

 カルザイ大統領との関係も接近と離反を繰り返した。2004年の大統領選ではカルザイ氏に対抗して出馬したが、09年の大統領選ではカルザイ氏の再選を支持した。現在は名誉職に近い軍参謀長の座にあり、カルザイ氏とは距離を置いている。

 この間、部下の裏切りやカルザイ氏との対立などからトルコに3度亡命した。このほか暗殺未遂にも遭うなど何度も危機を乗り越えてきた。

7727チバQ:2014/03/30(日) 12:40:28
 ◆徹底した世俗主義

 堂々とした体躯(たいく)に太い眉、よく通る大きな声。その風貌と勇猛さから「現代のチンギスハン」とも評される。冷血というイメージも定着している。犯罪者を戦車で踏みつぶして処刑した、タリバンの捕虜多数をコンテナに閉じ込めて運び窒息死させた、などという話が流布しているが、本人は否定している。

 一方で、徹底した世俗主義者という顔も持つ。1990年代、首都などの戦乱をよそに北部で事実上の自治国家を運営、地元の大学には女子も通った。他地域からもタリバンの圧政を逃れ、自由を求めて多くの住民が流入した。もっとも、ドスタム氏の世俗主義は酒と女が好きだからと揶揄(やゆ)する声もある。

 今年60歳のドスタム氏だが、権力への野望は健在のようだ。パシュトゥン人のガニ元財務相の副大統領候補として4月5日投票の大統領選に出馬している。少数派であるウズベク系の氏にとって、最大民族パシュトゥン人候補の片腕として立候補することは復権への現実的な選択である。

 ガニ氏といえば元は学者の経済専門家だ。まるで不釣り合いなドスタム氏を副大統領候補に選んだのはウズベク人の固定票狙いらしい。ドスタム氏は出馬に際し、過去の非を国民に謝罪するという前代未聞の挙に出て、話題を集めた。機を見るに敏なこの人らしい処し方であり、復権への強い思いの表れともいえる。

 大統領選ではガニ陣営とアブドラ元外相の陣営が最有力と目されている。仮に敗北してもドスタム氏はその先を見ているはずだ。今年末には外国軍の駐留が期限切れを迎える。支えを失った中央政府は弱体化し、群雄割拠の時代が再来すると予想する向きが多い。それは北部に再び自らのミニ国家をつくるのに好都合と氏は見越しているに違いない。(在バンコク・ジャーナリスト 鈴木真)


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