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国際政治・世界事情

6426チバQ:2013/06/12(水) 00:33:59
http://mainichi.jp/select/news/20130611dde007030003000c.html
トルコ:反政権デモ 首相、デモ隊と対話の意向 酒販売規制法施行へ
毎日新聞 2013年06月11日 東京夕刊

 【イスタンブール大治朋子】トルコで続く反政権デモの発端となった最大都市イスタンブールの再開発計画をめぐり、アルンチ副首相は10日、エルドアン首相が12日にデモ隊の代表者らと面談すると明らかにした。対決姿勢を強調してきた首相がデモ隊との対話に応じる意向を示すのは初めて。一方、ギュル大統領は10日、酒の販売などの規制に関する法案を承認し、同法の施行が確実となった。デモ隊はこうした規制を「イスラム教的価値観の押し付け」と批判しており、さらなる反発を呼びそうだ。

 首都アンカラの中心部では10日夜、警官隊が催涙ガスや放水でデモ隊数百人を排除した。首都での衝突は3夜連続で、AFP通信によると、付近の飲食店などは一時閉鎖を余儀なくされた。

 アルンチ副首相が閣議後に一部記者らに語ったところによると、面談はデモ活動を続けるグループ側から希望があり、首相が応じることになった。具体的に誰と会うかは明らかにしていない。「(デモ関係者は)今回の事件の事実関係の説明を(当局から)聞き、首相は彼らの考えを聞く」としている。場所はデモ隊が拠点とする中心部のタクシム広場以外になる見通しだ。

 副首相はまた、「違法行為に対する必要な対応は完遂する。すべては週末までに行われる」と述べ、対話が不調に終わればデモ隊の強制排除も辞さない構えを見せた。

 施行が決まった規制法は、午後10時から午前6時までの間の酒類の販売を禁止する。広告活動も基本的に禁じ、商品には健康に有害だとする表示を義務付けるほか、自動販売機での販売や店の外から見える場所での展示も禁止とする。

 トルコは国民の大半がイスラム教徒だが、政教分離を国是とする世俗主義で、宗教を公的な場に持ち込むことは禁じてきた。女性のスカーフの着用は自由だが、役所や学校など公的機関の多くは着用を禁止している。

 今回の規制法案は5月24日に議会で可決されたが、原則的に飲酒を禁じるイスラム教の価値観に基づくものだとして世俗派が批判し、デモ拡大の要因の一つにもなった。トルコでは飲酒の習慣は広く普及しているが、エルドアン首相は酒を飲む人々を「アルコール依存症」と呼び、トルコ特産のヨーグルト飲料、アイランを飲むべきだなどと訴えている。

 デモの拠点となったイスタンブール中心部のゲジ公園では、若者らがビールを片手に議論し、歌い、踊る姿が目立つ。抗議運動を続ける大学3年のエムシ・アタライさん(22)は「政権は飲酒をやめさせようとしている。個人の生活に介入されたくない」と語った。

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