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国際政治・世界事情

5902チバQ:2013/03/12(火) 20:47:11
>>5604>>5891
http://mainichi.jp/select/news/20130312dde007030066000c.html
フォークランド:「英領維持」99.8%−−住民投票
毎日新聞 2013年03月12日 東京夕刊

 【スタンリー(フォークランド諸島)國枝すみれ】英国とアルゼンチンが領有権を主張する南大西洋の英領フォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島で11日、英国への帰属の是非を問う住民投票の開票が行われ、英領維持への支持が99・8%と圧倒的多数だった。アルゼンチンは反発を強めており、緊張は続きそうだ。

 住民投票は、「フォークランド諸島が英領であり続けることを望むか」という質問に「はい」「いいえ」で答える形式。政府庁舎で開票作業が行われた。

 集計が終わると、フォークランド政府を代表するヘイウッド総督は「島民は民主的に、明確に意思を示した。アルゼンチンは我々の声が世界に届くのを止めることができない」と話した。銀行員のボニータ・グッドウィンさん(37)は「私たちは英国人だから当然」と誇らしげに話した。

 1833年から島を実効支配する英国は、住民の意思を理由にアルゼンチンの返還要求を拒んでおり、初めて住民の意思を明確にした住民投票を最大限に利用すると見られる。一方、領土問題は2国間の問題との立場をとるアルゼンチンは、フォークランド政府の存在を認めておらず、住民投票に法的効力はないと主張している。

 ◇我々は島生まれの英国人。騒いでも変わらない 高まる反アルゼンチン意識
 フォークランド諸島では、近年の摩擦再燃で反アルゼンチン意識が高まっていた。82年のアルゼンチン侵攻を体験した世代はもちろん、人口の5%を占めるチリ移民の子孫を含め英国支持が圧倒的だ。

 投票所を訪れる島民の多くは車に英国旗やフォークランドの旗を掲げていた。ジョン・モリソンさん(41)は「我々は島生まれの英国人だ」と言う。気温6度の寒さの中「イエス、イエス、イエス」と大書したTシャツ一枚を着たシビー・サマーズさん(55)は「アルゼンチンがいくら騒いでも何も変わらない。かえって我々の(英領維持の)確信を強めるだけだ」と話す。

 アルゼンチンは、英国旗や、英国旗を含むフォークランドの旗をつけた船舶の入港を拒否し、島の経済封鎖をもくろむ。島は生活品のほとんどを英国から輸入し、野菜は週1便の飛行機でチリから空輸している。漁業で年2億ポンド(約285億円)の収入がある島にとって支障はあまりない。

 一方、英領維持で熱狂する島民の様子に驚くアルゼンチン人もいた。フォークランド紛争の帰還兵で、島で死んだ仲間の慰霊のために訪れた元兵士グスタボ・ヒメネスさん(50)は「我々の立場とは違うけれど、島民が意見をいう権利を尊重する」と話した。ヒメネスさんは、戦死者が埋葬された二つの墓地を訪れ、英国、アルゼンチン両国の戦死者を悼むつもりだ。【スタンリー國枝すみれ】


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