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国際政治・世界事情

557千葉9区:2009/05/05(火) 09:50:25
>>183
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090503-OYT1T00738.htm
震源地・メキシコの大統領…会見は大臣任せ、指導力に批判
新型インフル
 【リオデジャネイロ=小寺以作】新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の震源地となりながら、対応の遅れが目立つメキシコで、政府に対する批判が高まっている。


 最初の症例確認から10日も有効な対策をとらなかったことから、カルデロン大統領の指導力にも疑問符が投げかけられている。世界的な金融危機の影響に加え、「ダブルパンチ」を食らった格好だ。

 ◆地元紙が痛烈な皮肉◆

 「船長はどこだ?」

 4月29日付の地元紙ウニベルサルは、メキシコの船が沈没する風刺画の横に、こんな見出しを掲げた。新型インフルエンザの感染を発表後、記者会見をコルドバ保健相任せにし、ほとんど国民の前に姿を見せないカルデロン大統領の指導力を痛烈に皮肉ったものだ。

 接戦だった2006年の大統領選では国民が分裂。苦しいスタートを切った大統領は就任直後、要望が高い治安問題を最優先とし、麻薬組織の摘発を強化する「麻薬戦争」を展開。強い指導力を印象づけ、50%台後半から60%台の高い支持率を維持してきた。

 しかし、麻薬組織の報復で死者が2年間で倍増し、戦いは泥沼化。昨秋以降の金融危機では、公共事業中心の景気浮揚策を打ち出したものの、米国経済への依存度が大きいため目立った成果は上がっていない。

 今年2月の主要調査会社の発表では、第3党の野党・制度的革命党(PRI)が37〜41%と首位。与党の国民行動党(PAN)は2〜15ポイント差で2位に転落した。

 大統領は4月中旬、オバマ米大統領から麻薬戦争への支援を引き出し、与党がやや勢いを取り戻したとの見方もあったが、その直後に新型インフルエンザの感染が発覚した。観光、レストラン業界への影響は深刻で、金融危機に続く大きな経済的打撃となった。

 カルステンス蔵相は、国内総生産(GDP)成長率が0・3〜0・5ポイント押し下げられると分析。2009年の成長率について、マイナス6・2%まで落ち込むとの予測も出ている。

 7月に予定される下院選(定数500)では、現有207議席のPANが後退し、106議席のPRIが躍進する可能性が高い。少数与党を率いる大統領は、野党との対話で合意を進めてきたが、任期3年を残してレームダック(死に体)化する事態もあり得る。

(2009年5月4日01時43分 読売新聞)


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