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国際政治・世界事情

4909チバQ:2012/08/20(月) 22:49:30
>>4892-4894
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120820/mds12082021380001-n1.htm
イラク石油開発 日本は出遅れ
2012.8.20 21:36 (1/2ページ)
 イラク石油開発で要求される厳しい投資条件に日本企業の及び腰が目立っている。クルドの自治政府と直接契約に乗り出す欧米石油メジャーに加え、イラク油田開発への参画を積極化させるロシアなど新興勢力に対し、日本勢の出遅れ感は否めない。

 イラク石油省は、年内にも南部ナシリヤ油田やガス田などで第5次入札を日系企業を含む約47社を対象に実施する方針だ。

 ただ、ナシリヤ油田でイラク側は製油所建設を条件とし、全体の事業規模は約1兆2千億円の巨額となる。周辺の学校や病院、電力などを契約外で整備するのが常識で、事業費は「さらに膨らむ可能性もあり、採算性をどう確保するかが課題だ」(関係者)と、早くも日本勢からは弱気な声が聞かれる。

 現在、日本勢の進出は、マレーシアの国営石油会社ペトロナスと手を組んだ石油資源開発と、ロシア石油大手のルクオイルと探鉱で参画する国際石油開発帝石の2社にとどまる。

 そもそもナシリヤ油田は、新日本石油(現JX日鉱日石エネルギー)などの日本連合が2009年に指名入札で欧州勢に競り勝ったが、より有利な条件を引きだしたいイラク側の思惑で交渉が中断。新たな入札実施に仕切り直しとなっただけに不信感は募る。

 低調な日本勢をよそに、新興勢力との競争は激化する一方だ。第4次入札では別の鉱区で、締め切り直前に会場に突然現れ、日本勢が参画する企業連合の半分の価格を提示したパキスタン国営石油に「落札を奪われた」(日本企業首脳)。ロシア勢の躍進も目覚ましい。

 一方で欧米メジャーは、自治政府に接近するが、戦後復興需要で得意の電力や水処理などのインフラ受注を目指す日本勢は、「中央政府と事を構えたくない」(大手商社)と距離を置く。

 原発事故で代替火力向け燃料輸入が急増する日本で、イラクが「中長期的には数少ない重要なフロンティア」(伊藤忠商事の福田祐士常務)であることに変わりはない。「日の丸油田」獲得へ向けた官民一体の取り組みの本気度が問われている。(上原すみ子)


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