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国際政治・世界事情

4899チバQ:2012/08/19(日) 10:23:00
>>4889
http://mainichi.jp/select/news/20120819k0000m030017000c.html
イスラエル:「イラン単独攻撃論」再浮上 核協議停滞で
毎日新聞 2012年08月18日 18時51分(最終更新 08月18日 20時45分)


イラン政府による官製デモで、イスラエルと米国の国旗を焼いて抗議する参加者=テヘラン中心部で2012年8月17日、鵜塚健撮影
拡大写真 イスラエルで再び「イラン単独攻撃論」が高まっている。6月下旬にモスクワで開かれた米欧諸国−イランの核開発問題協議が不調に終わってから19日で2カ月。米欧−イランはシリア問題でも対立し、協議の進展は当面望めない。これにイスラエル高官が不満を強めている。【エルサレム花岡洋二、テヘラン鵜塚健】

 イスラエル主要紙ハーレツは10日付で長い匿名のインタビュー記事を掲載した。

 イスラエルの「政策決定者」を名乗る人物は「今、イランを止めない限り(連鎖反応で)中東各国が核を保有する事態に陥る」「我々の運命にかかわる事柄を米国の手に委ねることはできない」と述べ、単独攻撃を示唆した。この人物はバラク国防相との見方が大勢だ。

 強硬発言が相次ぐネタニヤフ首相も先月31日、テレビ局3社に次々に出演し「(イラン攻撃は)政権が決め、執行機関(の軍)が執行する」と発言し、イラン攻撃に消極的な軍を横目に強硬姿勢を見せた。イスラエル政府はイランからの反撃に備え、国民へのガスマスク配付を進めているほか、今月に入って、訓練で「空襲警報メール」を国民の携帯電話に流したことから、攻撃が近いとの憶測を呼んでいる。

 国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランとの核協議は6月19日に物別れに終わり、次回日程も決まっていない。6月末から米国、欧州連合が新たな経済制裁に乗り出してイラン経済の疲弊が進むが、イラン政府は「ウラン濃縮は当然の権利」との姿勢を変えていない。シリアのアサド政権を支えるイランに対して米欧は強く反発しており、核交渉での歩み寄りは難しい状況だ。

 イスラエルの動きに米国も困惑する。デンプシー統合参謀本部議長は今月14日、ワシントンで「(イスラエル単独で)イランの核開発能力の進展を遅らせることはできても、破壊はできない」と発言し、イスラエルに自重を求めた。

 イランの反発も強まる。最高指導者ハメネイ師は15日、「(イスラエルという)偽物の派生物は、地図から消えるだろう」と発言。テヘランでは17日、イスラエルに抗議する数万人規模の官製デモがあり、参加者は「イスラエルに死を」と叫び行進した。

 イランと関係が深いレバノンのシーア派民兵組織ヒズボラ指導者ナスララ師も17日、「イランを攻撃すれば大規模な反撃がある」と演説。「数万人規模の死者が出るだろう」とイスラエルに警告し、緊張が高まっている。

 ◇「核兵器疑惑」は単なる口実だ
 米欧との核問題協議について、イラン政府のジャバンフェクル大統領顧問に聞いた。

 イランは核兵器開発の意図はないと何度も主張してきたが、米国は我々の平和利用目的の核開発活動を認めない。大量の核兵器を持つ米国にそんな資格があるのか。「核兵器疑惑」はイランを攻める単なる口実だ。仮に核協議で(20%ウラン濃縮停止などの)譲歩をしても、米国が今後イランに対し何も要求しないという保障は全くない。だから現時点で妥協はできない。

 イランは寛容な国で、かつて戦ったイラクも許した。イスラエルとの関係改善は難しいが、米国との関係は先方が過ちを認めれば問題は解決する。


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