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国際政治・世界事情
1
:
とはずがたり
:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10
を国際経済問題は国際経済学
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10
を参照の事
4257
:
チバQ
:2012/05/08(火) 12:38:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000027-mai-int
<シリア>アサド政権への怒りと沈黙錯綜 ダマスカス近郊
毎日新聞 5月8日(火)10時59分配信
拡大写真
反体制派の若者をなだめる国連監視団(右)=ダマスカス近郊マダヤで2012年5月6日、前田英司撮影
【ダマスカス前田英司】シリアで活動中の国連停戦監視団に同行して6日まで2日間、首都ダマスカス近郊を回った。現地では、反体制派への武力弾圧を続けてきたアサド政権に対する怒りと、軍の銃口を前にした沈黙が錯綜(さくそう)する。「大統領を処刑しろ」と叫ぶ住民。「ここは安全だ」と言い切る兵士。監視団の派遣にもかかわらず、同胞間の対立で1万人ともいわれる国民が死亡した争乱は、終結するめどが立っていない。各地に配備中の戦闘車両が、いつ破れるとも知れぬ「停戦」のもろさを象徴していた。
◇「アサドこそ大統領」「大統領は殺人犯」
シリアの首都ダマスカスの北西約30キロの村マダヤ。6日、国連停戦監視団が訪れると、年配の男性が「アサドこそ大統領だ」と叫び、つえを振り回し始めた。反対派の若者が怒鳴り、つかみかかったため、監視団が割って入った。
この騒動で住民たちの鬱憤が爆発した。「大統領は殺人犯だ」「俺たちには『自由シリア軍』(反体制派の離反兵士団体)がついているぞ」。誰からともなく唱和が始まった。「お前は中国人か? (国連安全保障理事会で)拒否権ばかり使いやがって」と、記者に詰め寄る若者もいた。
群衆の中にいた女性に腕をつかまれ、一軒の民家に連れて行かれた。奥の部屋で男性(21)がベッドに横たわっていた。3カ月前に反政府デモで撃たれたといい、頭や背中、腹など14カ所に弾痕や傷があった。「狙撃手にやられた」。時折、痛みで顔をゆがめた。
「砲撃で大勢が犠牲になった」「高校生が殺された。携帯電話に証拠の写真がある」。訴えは止まらない。男性住民は「大統領より(シリアの宿敵)イスラエルの方が慈悲深いはずだ」と皮肉った。
対照的だったのは、ダマスカスの北東約10キロのドゥーマだ。通りの壁一面に書かれた反体制メッセージは塗りつぶされ、土のうを積み上げた政府軍の陣地だらけ。カバーで覆い隠した戦車もとめてある。兵士の一人は「ここは安全だ。何も問題はない」と豪語した。
ドゥーマは反体制勢力が強く、激しい衝突が続いていたが、政府軍がほぼ掌握したようだ。人口約50万人と思えないほど閑散とし、住民の口は重い。兵士の方が多弁だ。
山間の道沿いには、複数の戦闘車両が畑の脇などを掘り下げて待機する。多くは砲身をふさぎ臨戦態勢ではないが、軍部隊の撤退を要求したアナン国連・アラブ連盟合同特使(前国連事務総長)の調停に反するのは明白だ。「これは兵士を運ぶ輸送手段だ」。戦車を前に兵士が釈明した。
4258
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:00:04
>>4239
>>4240
>>4257
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2012050800517
不気味な静けさ続く首都=うごめく反体制感情−シリア
【ダマスカス時事】反体制派弾圧が続くシリアの首都ダマスカスは、表面的に平穏な状態が続いている。民衆蜂起「アラブの春」に触発された反体制運動は、アサド政権の強権支配に封じ込められつつあるとの見方もある。だが、水面下では反体制感情が渦巻き、政権打倒を目指す武装組織も息を潜めて反転攻勢をうかがっていた。
人民議会選が行われた7日、市内の投票所では一部で行列が見られたが、多くは閑散としていた。人民議会や外務省がある中心部に隣接するクファルスーサ地区では先週、治安部隊に市民5人が殺害され、反体制感情が高まっていた。
同地区はイスラム教スンニ派住民が自動車修理や家具製造工場、農場を営み、のどかな風景が広がっている。ある住民は「地区住民は家族みたいなものだ。だからアサド政権の不正や市民虐殺に反対し、結束して反体制デモを行うことができる」と話した。
アサド政権の中枢を占めるイスラム教少数派アラウィ派と、反体制派の大部分を成すスンニ派の宗派間内戦の様相を呈する中、クファルスーサ地区以外でもスンニ派のミダンやカブーンなどの地区で反体制デモが頻繁に起き、「政権打倒を」といった落書きが目立つ。
住民によれば、大統領派の民兵組織「シャビーハ」や治安組織が数時間おきにこうした地区を巡回。記者もカラシニコフ自動小銃を携行した一般車両に乗った5人組に遭遇した。ある市民は「7割程度の市民が反体制だが、多くはデモに参加したくてもできない。命を失う可能性があるためだ」と打ち明けた。(2012/05/08-15:36
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