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国際政治・世界事情

3786チバQ:2012/02/04(土) 22:11:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120204/erp12020420190007-n1.htm
露大統領選まで1カ月 プーチン氏、第1回投票で当選か 反政権派、方向性欠く
2012.2.4 20:17 (1/2ページ)

モスクワで4日、デモの参加者のバッグに張られたプーチン首相の写真。「首になった」と書かれている(ロイター)
 【モスクワ=佐藤貴生、遠藤良介】ロシアの最高実力者、プーチン首相(59)=前大統領=ら5人が立候補している露大統領選の投票まで4日で1カ月となった。モスクワではこの日、昨年12月の下院選後3度目となる大規模な反政権デモが行われるなど、大都市部にはプーチン支配長期化への不満がくすぶるものの、選挙戦ではプーチン氏が圧倒的に優位に立っている。

 国営「全露世論調査センター」の最新調査によると、各候補の支持率は(1)プーチン氏が52%(2)共産党のジュガーノフ党首(67)が8%(3)極右・自民党のジリノフスキー党首(65)が8%(4)左派「公正ロシア」のミロノフ党首(58)が4%(5)ロシア第3の富豪で投資ファンド創業者のプロホロフ氏(46)が4%−となっている。

 プーチン氏がこの1カ月余りで支持率を10ポイント伸ばしたのに対して、他候補支持は微減した。この流れが続けば、プーチン氏が第1回得票で過半数を獲得し、当選を決めることになる。

 昨年12月の下院選後、各都市部では選挙不正疑惑に抗議する反政権デモが起き、モスクワでの参加者は12月10日に推計5万人、同月24日に推計10万人とソ連崩壊後で最大規模にのぼった。主体となったのは都市部で伸長する中産階層であり、インターネットのソーシャル・メディアの普及が反政権運動の拡大を後押しした。

 それでもプーチン氏がここにきて再び安定感を増しているのは、ロシアの中央と地方では貧富と情報の格差が大きく、反政権機運が一部の大都市にとどまっているためだ。ソ連崩壊とその後の大混乱を経験したロシア人には、急激な変化への嫌悪と「強い指導者」を求める心理も根強い。

 4日のモスクワでは下院選不正疑惑に端を発した3度目の反政権デモが行われ、主催者は5万人の人出を見込む。参加した弁護士男性、ストロボイトフさん(23)は「下院選で選挙を通じた民主的な政権をつくる必要性を感じた。デモを通じてプーチン氏と周辺は人々の声に耳を傾け始めている」と期待する。

 実際、政権は昨年末以降、プーチン政権当時に廃止した地方知事の選挙や下院選の小選挙区制度を復活させる方針を示すなど、一定の“ガス抜き”を図る姿勢を見せている。

 だが、反政権派には統一的な指導者がおらず、デモ参加者も共産党支持者からロシア民族主義に共感する者まで雑多で方向性を欠く。デモがロシアの政治に及ぼす影響は中長期的なものとする見方が強い。

 この日は親政権派による「プーチン支持」「革命反対」を掲げる1万5千人規模のデモなども行われ、首都は「デモ合戦」の様相を呈した。


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