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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3451チバQ:2011/11/26(土) 11:51:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000099-san-int

イエメン、サレハ大統領退陣合意 残る影響力、やまぬ衝突
産経新聞 11月25日(金)7時55分配信

 ■反体制派はデモ継続、5人死亡

 【カイロ=大内清】反体制派と政権側との対立が続くイエメンの首都サヌアで24日、政権支持派とみられる男らが反体制派デモ隊を襲撃し、少なくとも5人が死亡、多数が負傷した。ロイター通信などが伝えた。同国のサレハ大統領は23日、隣国サウジアラビアなどで作る湾岸協力会議(GCC)の仲介案に署名、辞任に同意したが、反体制派はあくまでも即時退陣を求めてデモを継続しており、不安定な情勢が長期化する懸念が強まっている。

                   ◇

 同氏が実際に失脚すれば、中東・北アフリカに民衆デモが広がった「アラブの春」での政権崩壊はチュニジア、エジプト、リビアに続き4カ国目。

 ただ、サレハ氏は政府や軍の中枢に息子ら親族を多数配置することで影響力を残しており、それらを通じて権力維持を画策する可能性も否定はできない。

 サウジの首都リヤドで23日、同国のアブドラ国王と並び署名式に臨んだサレハ氏は「野党と協力関係を築き、ともに国の再建を進めていく」などと述べ、ときには笑顔さえ浮かべた。今後も政局に積極的に関与する意向のようだ。

 仲介案によると、サレハ氏は、自身や家族への訴追免除と引き換えにハディ副大統領に権限を移譲、ハディ氏は野党の参加する挙国一致内閣を樹立し、3カ月以内に事実上の信任投票を経て暫定大統領に就く。同案ではその間、サレハ氏が「名誉大統領」にとどまるとしており、同氏のメンツに最大限、配慮した内容だといえる。

 これに対し、今年1月以来、サヌアなどで座り込みを続けるデモ隊は、デモ弾圧の最高責任者であるサレハ氏を厳罰に処すべきだと主張。同氏の影響力を完全に排除するまでは一歩も引かない構えをみせており、すでに仲介案に同意している野党勢力との溝も深まっている。

 さらに、部族社会である同国では、部族間の利害調整役だったサレハ氏が失脚すれば、部族同士による今後の政局での主導権争いが激化するおそれがある。混乱拡大により、同国を拠点とするイスラム武装組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」が勢力を伸ばす懸念も拭えない。

 一方、国連の潘基文事務総長は23日、サレハ氏が署名後、けがの治療のために米ニューヨークを訪問する予定だと明かした。サレハ氏は6月、反体制派によるものとみられる攻撃で重度のやけどを負い、サウジで手術を受けていた。

3452チバQ:2011/11/26(土) 11:52:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111126/mds11112610170000-n1.htm

イエメン戦闘で2人死亡 野党が首相候補選出
2011.11.26 10:16
 イエメンの首都サヌアで25日、治安部隊と政権離反部隊の間で激しい戦闘があり、AP通信によると、双方の兵士計2人が死亡した。同国各地では、サレハ大統領の辞任と引き換えに訴追免除を盛り込んだ仲介案を批判する大規模なデモが行われた。

 一方、仲介案に署名した野党グループは25日、野党からの起用を定めた挙国一致内閣の首相候補にバシンドワ元外相を選出した。近くハディ副大統領が組閣を要請する見通し。(共同)

3453チバQ:2011/11/26(土) 12:10:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111126-00000013-jij-int
ジャメ氏が4選=ガンビア大統領選
時事通信 11月26日(土)6時11分配信

 【バンジュールAFP=時事】24日投票が行われたアフリカ西部ガンビアの大統領選で25日、最終結果が発表され、現職のジャメ氏(46)が72%の得票で圧勝し、4選を果たした。
 4度目の挑戦となった野党統一民主党(UDP)のダルボ党首(63)は17%の得票にとどまった。同党首は記者団に「激烈かつ無条件に選挙結果を拒否する。この結果は偽物、不正であり、国民の意思をごまかすものだ」と述べた。 

http://www.newsweekjapan.jp/newsroom/2010/06/post-112.php
魔女狩りの国でクーデター計画
2010年06月24日(木)11時01分
 アフリカ大陸の西部に位置するガンビアで、数年前にクーデターを企てたとして6月18日までに元軍人2人が起訴された。

 ほとんどニュースにもなることのないガンビアだが、かなり異質な国だ。

 人口180万人ほどで、国民の平均寿命は54歳。主要産業はピーナッツ栽培だ。

 ガンビアを統治するのはヤヤ・ジャメ大統領。94年に無血クーデターで大統領の座についてから15年近く独裁者として君臨している。ジャメは国民に自分のことを「将軍様」ならぬ、「偉大なる博士アルハジ・ヤヤ・ジャメ大統領」と呼ばせ、国内でやりたい放題だ。たとえば、ジャメはエイズを数日間で治すことができると公言し、エイズ患者にはハーブとバナナを混ぜて飲ませる治療を施す。同性愛者は打ち首にすると宣言し、クーデターの記念碑であるアーチが掲げられた道路は大統領以外、通行することが許されない。

 言論統制にも抜かりがない。行方不明になるジャーナリストや反体制派には数知れず。投獄されると、ナイフで斬りつけられたり、タバコを押し付けられたり、電気ショックを与えられるなど、拷問も普通に行われるという。そんな状況だから、亡命するジャーナリストが後を絶たない。

 悲惨なのは残された国民だ。

 昨年、ジャメが奇妙な「魔女狩り」に傾倒しているとして欧米メディアで騒がれた。目撃者などの証言によれば、ある日、村に銃を携えた「グリーンボーイズ」と呼ばれる大統領の民兵が現れる。「グリーンボーイズ」と呼ばれる理由は、彼らが緑の服を着用し、時に顔を緑にペイントしているからだ(緑は大統領の政党「再指針と構築フための愛国同盟」のカラー)。そして何百という村民がバスに詰め込まれ、連行される。人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルによれば、魔女の疑いをかけられ連れ去られた人々は当時1000人に上った。

 さらにおぞましいのは、拘束された村人たちは「秘密」の強制収容所で、悪臭を放つ秘薬を飲まされること。魔女や悪魔の妖術師が国家に害を与えていると説明を受け、体を清めるために飲むことを強要されるのだ。それを飲んだ者は、幻覚を起こし、床に穴を掘ろうとする者や、壁をよじ登ろうとする者、そのまま死亡する者までもいるという。謎の飲み物の中身は不明だが、アムネスティによれば、少なくとも6人がそれを飲んで死亡した。

 ある村では住民が捕まらないようにパニックになって逃げまどい、隣国セネガルに逃げ込んだり、村人全員が逃げて村がゴーストタウンになったというケースも報告された。さらに赤い服を着た工作員まで現れ、「国内に魔女がいて、大統領命で国民を捕まえて殺している」と平然と説明したという。

 魔女狩りを批判した野党の党首は投獄され、国民も魔女狩りについて話せば拘束されるなどの仕打ちがあるから、みな黙って逃げるしかなかった。

 そんなガンビアでクーデターを企てるとは、正気ではない。大統領の妄想でなければ、の話だが。

――編集部・山田敏弘

3454名無しさん:2011/11/26(土) 17:47:17
http://mainichi.jp/select/world/news/20111126ddm007030123000c.html
イエメン:新体制へ多難 サレハ氏「介入」に懸念
 【カイロ和田浩明】10カ月に及ぶ民主化騒乱の末、サレハ大統領が権力移譲案に署名したイエメン。署名から90日以内に大統領選が実施される予定だが、新体制への移行が順調に進む保証はない。25日も首都サヌア中心部ではサレハ氏の訴追免除に反発する反大統領派の座り込みが続く。今後予想される問題点を整理した。

 情報省幹部や国営メディアによると、権力移譲手続きでは、大統領派と反大統領派の双方が半数ずつ参加する新内閣を組閣する。議会によるサレハ氏訴追免除法案の可決を経て、署名から30日以内にサレハ氏がハディ副大統領に権限移譲。それから60日以内に、ハディ氏が大統領代行として大統領選挙を挙行する。この間、サレハ氏は権限のない名目上の大統領として残る。

 サレハ氏は6月の暗殺未遂事件の負傷を治療するため、署名後に渡米すると潘基文(バンキムン)国連事務総長に話しており、出国すれば影響力は低下しそうだ。

 しかし、サレハ氏は与党・国民全体会議の党首にはとどまる。これまでに見せた権力への執着もあって「介入」を図る可能性も残る。

 ジャナディ副情報相は毎日新聞の取材に対し、次期大統領には与野党の「統一候補」としてハディ氏が選出され、2年間の任期で制憲委員会の設置や新憲法案の国民投票を担当するとの見通しを示した。しかし、ハディ氏がイエメン社会で強い影響力を持つ有力部族連合や政治勢力を取りまとめられるかは未知数だ。サヌアでデモを続ける若者団体幹部のアブドルガニ・マルーニ氏は電話取材に「ハディ氏は完全に独立していない」と懸念を表明する。

 大統領側には精鋭の共和国防衛隊を率いる長男アフマド氏や中央治安部隊を指揮するおいのヤヒヤ氏がいる。反大統領派を主導する有力部族連合ハシドに属する実業家ハミド・アフマル氏や離反した第1機甲師団司令官のアリ・モフセン将軍らと、武装権力闘争を続ける可能性もある。

 与野党勢力は「軍事委員会」を結成して大統領派部隊と離反兵士の引き離しを図る意向だが、双方に多数の死傷者が出ており、和解の実現は容易ではなさそうだ。

毎日新聞 2011年11月26日 東京朝刊

3455名無しさん:2011/11/26(土) 17:48:44
http://mainichi.jp/select/world/news/20111126k0000e030034000c.html
ソマリア:エチオピア軍侵攻 過激派への包囲網強化

アディスアベバで開かれたソマリア情勢に関する会議に出席するエチオピアのメレス首相(中央)=2011年11月25日、ロイター 【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ東部ソマリアに隣国エチオピア軍が侵攻し、国際テロ組織アルカイダ系とされるイスラム過激派組織「アルシャバブ」への包囲網が強化されつつある。アルシャバブは、首都モガディシオでソマリア暫定政府を防衛する「アフリカ連合」(AU)の派遣部隊との戦闘も継続しており、勢力が分散化しだした可能性もある。

 ケニア軍は10月中旬、ソマリア南部へと侵攻。今月20日までにエチオピア軍がソマリア中部ベレドウェインなどに進軍した。ロイター通信によると25日、エチオピア政府は越境を認めた。

 今月半ばにはケニアとウガンダ、ソマリア暫定政府首脳がケニアの首都ナイロビで非公式会合を開き、アルシャバブ掃討に向けた軍事作戦の協力を確認した。AU部隊の主体となっているウガンダ、ブルンジなどの首脳は部隊増強に向け、緊急的援助をアフリカ各国へと呼びかけた。AU部隊との戦闘でアルシャバブが弱体化しているのを好機とみたケニア、エチオピア両軍が米国など国際社会の意向を受ける形で相次いで侵攻している可能性もある。

 ソマリアは中央政府の崩壊した91年以降、事実上の無政府状態にあり、暫定政府が首都モガディシオの一部を統治しているが中・南部はアルシャバブが実効支配してきた。しかし、ここにきて各地での戦闘でアルシャバブ勢力が分散化し、内部抗争や資金不足に直面しているとの観測も流れ始めている。

 一方、AUも資金難に直面しており、アルシャバブ掃討に向けて、AUが一枚岩となれるかは不透明なままだ。

 エチオピア軍は06年、米国の支持を受け、イスラム原理主義勢力が首都モガディシオを掌握していたソマリアに軍事介入し、エチオピア軍が支援する暫定政府が全土をほぼ制圧したが治安は悪化し、09年に撤退した経緯がある。

毎日新聞 2011年11月26日 12時02分(最終更新 11月26日 13時17分)

3456名無しさん:2011/11/26(土) 17:51:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011112400542&google_editors_picks=true
有力後継不在、衝突長期化も=部族間で利害対立−イエメン
 【カイロ時事】イエメンで33年にわたり指導者の座に君臨してきたサレハ大統領が23日にハディ副大統領への権力移行案に署名したことで、長期独裁政権終結に向けた道筋が取りあえずついた。しかし、反体制勢力は即時退陣などを求めて抗議行動を続ける構えだ。また、有力後継者が見当たらず、部族が群雄割拠する複雑な政治情勢もあり、衝突がさらに長期化する懸念がある。
 サレハ氏は、政権幹部に親族や出身部族関係者を登用するなど縁故人事や腐敗で批判を浴びてきた。精鋭部隊、共和国防衛隊の司令官には長男アフマド氏を就任させ、同氏が後継指導者と目された時期もあった。
 移行案によれば、同副大統領が野党勢力の参加を得て暫定政権を樹立し、3カ月以内に大統領選が行われる。この過程では、サレハ政権退陣を求めてきた野党連合のほか、反体制派に付いて5月下旬から治安部隊と武力衝突した最大部族ハシド族指導者サディク・アフマル氏の陣営が主導的な役割を果たすとの見方がある。(2011/11/24-14:15)


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